「転法輪堂」を横目にして、長い階段を上がってきました。
そして、ここは長い階段を上がってきた所です。
いま上がって来た途中の左側に「寝殿」がありましたが
ハイキングでもあり、休憩場所ではないのでスルーでした。
あっ! ここは「本殿金剛」です!
本殿まで上がって来れたと知り\(^o^)/気分です。
ここが、本殿金堂と金剛床です。
本殿金堂
御本尊は秘仏で、60年に一度「丙寅の年」に開扉されます。
そして今日は「阪神 優勝」が決まった次の日(15日)です。
金剛床
本殿金堂前の金剛床は、宇宙のエネルギーである尊天の波動が果てしなく広がる星曼荼羅を模し、内奥に宇宙の力を蔵する人間が宇宙そのものである尊天と一体化する修行の場となっています。
本殿の地下は、宝殿で信徒の清浄髪が厳かに祀られています。
狛犬ならぬ「阿吽」の虎は、本尊毘沙門天のお使いである神獣。
毘沙門天の出現が、寅の月、寅の日、寅の刻とされて
五十音が「あ」から始まり、「ん」で終わることから
「阿吽」は、宇宙の全てを包含すると言われています。
虎石
山主様がご自身の山で見つけられた石を「虎石」と名付け
ご奉納されたもので、吽形阿吽の虎の傍に据えられています。
黒色と褐色の縞模様が、虎の頭とも虎がうずくまる姿に見え
鞍馬石で、香雲初代管長の墨蹟「虎石」と刻まれています。
●義経祭
鞍馬寺では毎年、9月15日に義経祭が行われています。
幼少期に鞍馬山で修行をした武将・源義経を偲ぶお祭です。
幼名を牛若丸、鞍馬山では遮那王と呼ばれた義経は
7歳から約10年間を鞍馬で送りました。
御魂は鞍馬山に戻り、遮那王尊となり護法魔王尊の脇侍として
奥の院の義経堂に祀られていると伝えられています。
長くなりますので、次へと続きます。