kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

太平百物語や宿直草にも書かれた「女に化ける女郎蜘蛛」

2017年11月02日 | 花・草・木・鳥 他
メタセコイア並木で、きれいな色をした大きな蜘蛛を見つけました。
黒い色をした蜘蛛は見たことはありますが・・・


見ていると、友人が「それは女郎蜘蛛のメスで、この小さいのがオス」
だと教えてくれました。

女郎蜘蛛は、クモ目ジョロウグモ科 ジョロウグモ属に属する蜘蛛で
夏から秋にかけて、大きな網を張るもっとも目立つ蜘蛛だそうです。

女郎蜘蛛の名前は知ってましたが、こうして見るのは初めてです。
女郎蜘蛛のことを調べると、女郎蜘蛛の大半は10~11月に卵のう作成をし
12月前には寿命で死ぬので、寿命は基本的に一年だそうです。

女郎蜘蛛には色んな伝説があり、また鳥山石燕の『画図百鬼夜行』では
火を吹く子蜘蛛たちを操る蜘蛛女の姿が書かれ、『太平百物語』や『宿直草』
などの江戸時代の書物にも、女に化ける女郎蜘蛛のことが書かれていました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5年前の最初で最後の「ハロウ... | トップ | 菊の御紋が入った紅白の薯蕷... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

花・草・木・鳥 他」カテゴリの最新記事