kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

大阪・吹田市「仙洞御料の庄屋を務めていた 旧西尾家住宅」

2024年01月21日 | 大阪
昨日の「ビリケン」さんの記事は、吹田市の「旧西尾家住宅」を思い出していたことで、池田市を吹田市と数カ所間違って入力したようです。(^^ゞ

「旧西尾家住宅」へは、2009年06月 に行ったことがあり、数年後にもう一度行きたいと思っていたところでしたが

行きたいと思いホームページを見ると・・・
平成30年6月18日(月)午前7時58分に発生した大阪北部地震及び9月4日(火)の台風21号の影響により、旧西尾家住宅では瓦の落下や塀が傾く等の被害があり、安全確保を優先し災害復旧に万全を期するため当面の間、臨時休館いたします。
気になっていたのですが、行く機会もなく年月が経ちました。

が・・・、令和6年元旦の「能登半島地震」で
忘れかけていた「旧西尾家住宅」の事を思い出していました。


吹田市「旧西尾家住宅」 2009年06月17日

旧西尾家は、間口が二間半もある大きな門ですが
当初は立派な長屋門だったそうです。



江戸時代の吹田村に「仙洞御料(せんとうごりょう)」の庄屋を務めていた伝統と茶の湯の精神を感じるお屋敷「旧西尾家住宅」です。



主屋 正面

仙洞御料とは天皇を譲位した上皇の所領地のことで、ここから皇室や伊勢神宮の新嘗祭(にいなめさい)などに、米や野菜のお供え物の神饌(しんせん)を献上してきました。



主屋 内部



日本を代表する音楽家、貴志康一氏の生家でもありました。



貴志康一氏は1909年(明治42)3月31日、大阪府吹田市にある母カメの実家、西尾邸で二男六女の長男として生まれました。



とてもご親切なボランティアの方が案内してくださるので
色んなことを教えて頂きました。(^^♪



吹田で最初に電話を設置したのは旧西尾家で
電話が開通した時に、1番の番号を充てられたそうです。



いま敷地内の建物は築110年を超えているため
一部の建物を除き耐震性の修繕をしていくようです。



主屋 内部(台所)

広い台所の中央にタイル貼りの配膳台と大きな配電盤が見えます。伝統と新しい考え方を上手に取り入れられた立派なお屋敷です。



台所から外へ出ると
焼却炉のような設備がある、とても広いお庭でした。

旧西尾家住宅「茶室と四腰掛(よつこしかけ)」へ続きます。

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