古代メキシコ 「マヤ、アステカ、テオティワカン」展へ
行ったのは4月5日(金)です。
桜を楽しみにながら、国立国際美術館へ向かいました。
紀元前15世紀から後16世紀のスペイン侵攻まで
3千年以上にわたって繁栄したメキシコの古代文明の
「テオティワカン文明・マヤ文明・アステカ文明」を中心に
多彩な遺物約140件が展示されています。
第1章 古代メキシコへのいざない
1 オルメカ様式の石偶 オルメカ文明
半人半ジャガーの幼児像。
オルメカはメソアメリカ最古の文明であり、人頭を象(かたど)った巨大な石彫で知られている。
2 ジャガーの土器 マヤ文明
ジャガーの頭部を象った土器。
メソアメリカでは、じゃがーは王や戦士の権威の象徴であり、神秘的な力をもつものとして崇拝された。
4 クモザルの容器 中央ベラクルス
メソアメリカ低地部に生息するクモザルを象った容器。
黒曜石を目に嵌める。小型で素早いクモザルは、道化やいたずら者としてマヤの神話に登場する。
5 チコメコアトル神の火鉢(複製) アステカ文明
熟したトウモロコシの女神であるチコメコアトル神を表した香炉。手にトウモロコシの穂を二重にした形の杓を握る。
8 夜空の石板 アステカ文明
夜空を主題とする浮き彫りの石板。
両脇には金星と星、中央にはワシと兵士が表されている。戦争や生贄で亡くなった兵士の魂は、太陽と共に天球上を旅しなければならなかった。
10 球技をする人の土像 マヤ文明
チームに分かれた選手たちが腰とお尻だけを使って(足や手を使うことは禁止されていた)ボールを操った。ボールをワンバウンドさせて相手チームのコートの奥の壁に当てればゴールだが、硬くて重いボールが体に当たり、命にかかわるような大けがをすることも少なくなかった。
11・12 ユーゴ(競技用防具)・ゴムボール
ゴムの木の樹液と熱帯朝顔の草汁で作ったボールと、腰に着ける防具。重たい石製ユーゴが実際に使われたかは不明。木や革製が実用品で、石製は祭祀具とする説もある。
13 シペ・トテック神の頭像 アステカ文明
シぺ・トテックとは「皮を剥がれた我らが主」と言う意味で、生贄となった人間の皮をまとう神。戦争とも関連づけられ、アステカの王たちは、戦争時にはこの神に扮した。
18 貴人の土偶 マヤ文明
つばの大きな帽子を被り、美しいコートを羽織った貴人の土偶。1,000年以上経った今でも鮮やかな青色は、マヤ・ブルーと呼ばれる。
19 装飾ドクロ アステカ文明
頭蓋骨を胴体から切り離し、前頭に毛を押し込み、目のくぼみに貝殻と黄鉄鉱を嵌めたマスク。死者の世界の主であるミクトランテクトリ神を表す。
長くなりますので「テオティワカン文明」へと続きます。
※会場内作品撮影OKですが、撮ってきた写真は多くて全部は掲載できませんが、出来るだけ掲載したいと思っています。
夜空の石板が美しくUPされていますね、感激です。
「古代メキシコ」素晴らしかったですね!
馬鹿琴さんお気に入りの「夜空の石板」
>夜空の石板が美しくUPされていますね、感激です。
お褒めの言葉を頂いて嬉しいです。
ありがとうございます!(^^♪