kikoがスタート

2005年8月にスタートしました。
私が観た(見た)、感じた、覚書き、気になることを書いてます。(^^ゞ

奈良・寅のお寺 信貴山 ③「大寅→劔鎧護法堂(けんがいごほうどう)」

2023年10月10日 | ハイキング・登山
②「仁王門~信貴大橋~西方守護神白虎」のつづきです。

西方守護神白虎

朝護孫子寺のシンボル「西方守護神白虎」を
後にして・・・



駐車場の中を通り



多聞天へ向かいます。



毘沙門の名は「全てのことを一切聞き漏らさない智慧者」の
意味を持ち、多聞天とも称されています。



左に見えたのは、信貴山西の大門池に架かる橋「開運橋」です。

三郷町大字南畑と平群町信貴山を結ぶ
信貴山朝護孫子寺への参道でもあります。



正式名は
「信貴山歓喜院(かんきいん)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)」



一般には「信貴山の毘沙門さん」の名で親しまれています。



寅の姿が少し見えています。



納経所のようですが、中は休憩所になっています。



寅のようです。



信貴山と言えば、「大寅と朝護孫子寺」さんです。



大寅と赤門を前にして、少し引き返すようなので
遅れないようについていきます。


劔鎧護法堂(けんがいごほうどう)

この写真は、撮ったつもりでしたが無かったので
信貴山のHPからお借りしました。



劍鎧護法堂への道です。



劍鎧護法堂は、もうすぐのようですが・・・



まだ、鳥居が続いています。



ここが「劍鎧護法堂」です。

往古、毘沙門天王を信ずる者には、八大龍王の上首・難陀竜王(なんだりゅうおう)と人間を災厄から守護する護法・剱鎧童子(けんがいどうじ)が守護をすると言われています。



劍鎧護法堂の中です。

国宝「信貴山縁起絵巻」中巻「延喜加持之巻(えんぎかじのまき)」で描かれた醍醐天皇の重病、命蓮上人による病気平癒の加持祈祷の物語には剱鎧童子は現れます。命蓮の加持満願の日、童子が天皇の枕元に出現して霊感を授けると、たちまち天皇の病は癒されました。



剱鎧護法を当病平癒の守り本尊として祀り、無病息災、病気全快の霊験あらたかな神として、人々に篤く信仰されています。

剱鎧堂の周りを巡ってお百度を踏み、病気平癒の祈願をします。お唱え「南無剱鎧護法(なむげんがいごーほー)」と唱えます。



劍鎧護法堂から「朝護孫子寺」が見えています。



友人が見つけたカタツムリです。



参道横に「寅」



その足元に、イノシシの姿がありました。



「赤門と大寅」の所に戻りますが
長くなりますので、次へと続きます。
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奈良・寅のお寺 信貴山 ②「仁王門~信貴大橋~西方守護神白虎」

2023年10月09日 | ハイキング・登山
①「JR王寺駅~仁王門へ」のつづきです。

信貴山の山門「仁王門」

宝暦10年(1760)に大阪宝栄講が再建され
明治14年(1881)に大修理をしました。



その後、大正11年(1922)に



成福院鈴木恵照師の代の時に、この場所へ移転されました。


仁王像(金剛力士像)

「阿形(あぎょう)」「吽形(うんぎょう)」の仁王さま

金剛力士の「金剛とは」
仏敵を成敗するための武器の一つである金剛杵(こんごうしょ)のことを意味して、仁王門の左右に安置されています。



一般的な仁王像(金剛力士像)は
向かって右:左側が阿形(口を開いて発する最初の字音)
向かって左:右側が吽形(口を閉じて発する最後の字音)

信貴山の仁王像は左右逆でしたが
東大寺仁王像・善光寺の仁王像も逆だそうです。


仁王像の裏側

仁王門をはいると、裏側に狛犬が・・・



上を向いている狛犬は初めて見ましたが



狛犬の首筋が見えるほど、頑張って上を向いています。



仁王門の横から大門池が見えます。


赤い橋「信貴大橋」

大門池は、大門ダムによってできたダム湖です。
その大門池に架かる赤い橋が「信貴大橋」です。



「西方守護神 白虎」と「信貴大橋」

下の方で見たいものがあるので
信貴大橋バス停のある方へ下りてきました。



虎(寅)は、毘沙門天王の由来から朝護孫子寺のシンボルです。
そして、信貴山のある場所は奈良県の西方に当たります。

平城遷都1300年祭の際に、キトラ古墳の壁画でも有名になった中国の伝説上の神獣である「西方守護神 白虎」を設置したそうです。



仁王門→信貴大橋バス停→西方守護神白虎

長くなりますので、次へと続きます。
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奈良・寅のお寺 信貴山へご一緒にどうぞ ①「JR王寺駅~仁王門へ」

2023年10月08日 | ハイキング・登山
今日は「信貴山」に何度も行かれている友人の案内で
信貴山に向かいました。

JR 王寺駅 10月6日(金)秋晴れ

王寺駅ホームでお迎えです。

阪神が優勝した時に「寅のお寺 信貴山に行こう」と決まったので、優勝が無ければ今回の信貴山行きは無かったのです。



JR王子駅着時間は、バス時間に合わせて10時過ぎでした。



改札口を出ると、王子町の雪丸君の応援姿がありました。

いま開催中の「第19回アジア競技大会」の応援ですね。
開催地杭州(中国)日程9月23日(土) ~ 10月8日(日) 



改札口から左の道を通り、バス乗り場へ向かいます。



初めての「JR 王子駅」ですが
数十年前のイメージでは、もっと田舎だったので 



友人が「電車が遅れると、バスに乗れないから・・・」と
約束していた一つ前の電車に変更しましたが
時刻表を見ると、バスは1時間に1つしかありませんでした。



「王子駅 北」から奈良交通バスに乗って
大和川に架かる明治川を渡って行きます。


廃線の「東信貴山のケーブルカー」が見えました。

1922(大正11)年に開業した、奈良県側から鋼索鉄道で信貴山に登るルートがありましたが、1930(昭和5)年に西信貴ケーブルが出来たため、東信貴ケーブルは1983(昭和58)年に廃止されたそうです。



バス中から、廃線跡ハイキングの道が数カ所見えました。



仁王門まで、昔の門前道を散策したくて
「信貴大橋バス停」の手前にある「信貴山バス停」で降りました。



現在地から、⑦千体地蔵がある道を歩いていきます。
バスでご一緒だった人たちは、⑩の展望台を通り⑫のバス停へ



名前は分かりませんが



昔の門前道で見ました。



以前は旅館だった建物です。



大門ダムサイトや展望園地に行く階段が



写真左に見えていますが
私たちは、パスして仁王門へ向かいます。



たくさんのお地蔵さんが見えています。



「千体地蔵さん」でした。

室町時代から子宝地蔵として信仰を集めており、子宝に恵まれない人が願をかけ子供を授かるとお礼に新しい地蔵を造って借りた地蔵と一緒に置いていくので、その数は数え切れず、このことから由来して千体地蔵と呼ばれている。 Wikipediaより



道の先に「仁王門」らしきものが見えてきました。
名前は聞いて知っていましたが、初めての信貴山です。(^^♪

長くなりますので、次へと続きます。
コメント (2)
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