先日、若松進一さんを講師に迎えた
三崎中学校PTAふるさと講演会の余韻が残っています。
最後に講師へのお礼の言葉を
傳宗寺の和尚さまが述べられました。
唱歌「ふるさと」の4番を引用されましたが、
改めて気づかされたことがあります。
「志を はたして
いつの日にか 帰らん
山は青き 故郷
水は清き 故郷」
つまり
「夢を実現して(成功して)、いつかふるさとに帰るぞ!(故郷に錦を飾るぞ!)。
山が青々と茂っていたふるさとに。
清流のながれるふるさとに。」
とでも考えられるのでしょうか。
この時代は、ふるさととはいつか必ず帰りたい場所だったのです。
今の時代、志をはたした人でさえも
ふるさとに帰ってくる人は、ほとんどいません。
若松さんは、言われていました。
「きっと田舎が、ふるさとが注目される時代が再びくる」と。
いずれにしても、ふるさとに住むことができるということは、
とても幸せなことにちがいありません。
写真は、先日平礒のお墓から撮ったものです。
春を思わせる水仙の香りが辺りにただよっていました。
岬人