喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

喜久家国際ワークキャンプ 大交流会

2011-03-13 | 喜久家の情報
 昨夜、喜久家国際ワークキャンプのメンバーと地域外の人たちとの
大交流会をしました。

 まず最初に、東北・関東巨大地震被災者に全員で黙とうを行いました。
伊方原発の安全性についても話が広がっていきました。

 突然の誘いにもかかわらず、さまざまな方が来てくれました。


 若松進一さんです。
 2週間前に三崎中学校へ講演に来ていただき、
中学生たちの心をあっという間につかみました。
 息子が若松さんにあいさつに来ました。
若松さんいわく
「父ちゃんみたいになりたいか?」
息子「いいえ。」
若松さん「ははは。でも親子は似てくるものよ。」


 双海町の若きリーダー、松本さんです。
 総務省事業の「地域おこし協力隊」を募集するらしく、
その楽しさを参加者にPRしていました。
私が応募したいくらいでした。

 
 大江の伝さんです。ふるさと大江を「どげんかせないけん」と活動しています。
鳥津の民宿道元さんといっしょに来てくれました。
 見上げる伊方町国際交流員ジェサミン。
 昨夏、一緒にアメリカミネソタ州レッドウィングに伊方町の中学生を引率し、
その考え方のすばらしさにふれました。

 
 3時間前、突然のお誘いながら、若松さんとの旧友のよしみで、
めずらしいシラスと小さなイカを手土産にかけつけてくれた木嶋水産社長。
 横でスラスを持っているのは、田村菓子補の三代目。
 三代目もお手製の「金太郎いもタルト」と「浅野さんちのデコポンロール」
を持ってきてくれ、若者たちに喜ばれました。

 
 わざわざ松山からかけつけてくれた伊方のかわいい教え子たち3人。
真紀、明日香、智乃。
その右が湘南のサーファーなっちゃん。
後ろが、まちづくりを研究しているきのぴー。


 右から香港の色男、ポン。
みかんには、ポンの名がつくものがたくさんあります。
デコポン、姫ポン、ポンカン、ポンジュースなど
 韓国のひかえめなミンジー。みかんが実る景色がロマンチックと言ってくれました。
 湘南サーファーなっちゃん。
 三崎の受け入れ農家で意気投合した溜池君。
 左が、ボランティアの魅力に目覚めつつあるうっちー。


 毎年、二名津小学校の全校遠足で、国際ワークキャンプメンバーを受け入れの手助けをしてくれる山根先生。
メンバーは、田舎の子どもたちとのふれあいが、とってもよかったと言っていました。
 まん中は、伊方町のホンモノの行政マン、山口君。
地域づくりを自分のライフワークにしています。こしかけの取組ではないのです。
 左は、木嶋さん。
 この他、八幡浜からYGPリーダーのっくん。
八幡浜が元気なのは、のっくんの力が大きいのです。
そんなのっくんのお話にワークキャンプメンバーたちは、ただただ感心・感動していました。

 
 昨年までの喜久家プロジェクトのスライドショーを見ています。
感動がよみがえってきます。

 喜久家国際ワークキャンプメンバー8名、平礒以外の地域の人たち15名。
総勢25名の大交流会。
 ちなみに平礒の人口が50名なので、
その半分におよぶ人数が平礒以外から集まり、楽しい時間を過ごしました。

 明日は、早くもお別れ会です。

田舎の人の温かさ

2011-03-13 | ブログ
 写真は、浅野モモ子ばあちゃん。
2本の杖をつきながら、ほぼろを背負い今日も農作業に行く。
 その歩く後ろ姿を見ていると、
モモ子おばちゃんの人生を少しだけ垣間見ることができるようです。

 歳は、もう80歳をこえました。
それでもなお、毎日みかん山に作業に行くのです。

 通りすがりに
「おばちゃん、元気やなー」
と声をかけました。

 するとおばちゃんから
「今日は日曜日やけど、仕事かな。
休みないのー。
 がいな地震になっちょるけど、
あんたも気をつけなさいよ。
気をつけてな。」

 温かいです。
こんな相手を気づかう声かけが自然に出てきます。
 おばちゃんの方こそ気をつけなければいけないのに、
こんな声かけをしてくれるのです。

 一人住まいのおばちゃんを、
しっかりと見ていこうと思いました。

                    岬人

東北巨大地震の被害者のために

2011-03-13 | ブログ
 知りあいの國分さんからとても大切なメールが送られてきました。

 ご協力をお願いします。
『関西電力で働いている知りあいからのお願いです。
本日13日午後6時以降、関東の電気の備蓄が底をつきます。
 したがって、中部電力や関西電力からも送電を行います。

 一人一人が少しの節電をするだけで、
関東の方の携帯が充電できて情報を得たり、
病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます。

 こんなことくらいしか私にはできませんが、
祈りたいと思います。』

 アンデスの民話に「ハチドリのひとしずく」があります。
自分にできることから、ぜひ行動していきましょう。
 
 今こそ、日本人が一つになるときです。

                   岬人