初戦である2回戦を圧勝で勝ち進んだ中島・大岩組。
午後1時過ぎに早くも3回戦がまわってきた。
対戦相手は、県内常勝チームの勝山中学校のペア。
それは子どもたちの戦いでもあり、指導者の私自身の戦いでもある。
というのは、指導者としてさらにすばらしい指導者をめざしたいからだ。
でもそれは、試合に勝てばすべていいということではない。
勝つチームをつくるという前に、魅力的なチームをつくるということが
私たち中学校の指導者の使命だと思っている。
「テニスを通して魅力的な人に導いていく。
人間力豊かな人に導いていく。」
ことが最も大切なことだと考えている。
三崎中学校の選手たちは、負けることの方が多い。
でも負けて学ぶことは多くある。
その気持ちさえあれば、人生すべてが成長につながる。
そんな指導者をめざしたい。
だから三崎中学校ソフトテニス部では、
負けたからといって子どもたちを、お互いをくさしたりはしない。
逆に勝ったからといって横着な天狗にさせたりもしない。
あとは、結果がだせればもうしぶんないのだが。
それは私の大きな課題だ。常に指導者として学び続けなければいけない。
そんな目で見るとすばらしい指導者がおられた。
今治美須賀中学校の越智先生?
ベンチでの態度などをみてもバランスのとれたすばらしい指導者だと感じた。
さて、試合の方は、やはりレベルが高かった。
勝山中学校のペアは、テニスというものを良く知っていた。
いつ、どこを、どんなふうに攻めればいいのか。
中島・大岩組にとっては、初めてのスタイル。
相手後衛を走らせ得点パターンをつくろうとする中島。
でもそのボールを逆にふりかえされ、形勢逆転。
つなぐことで精一杯になったところを、強いシュートボールで攻めこまれる。
良く対応するが、微妙なずれがわずかなオーバーミスとなる。
大岩も先ほどの試合のようにはなかなか動きがとれない。
相手は、ボールを手前まで引き込んで打つため、動くタイミングがとりづらいのだ。
浅く入った至近距離からのボールは、容赦なく前衛をねらってアタックされる。
それでも2人は、よくねばり得点もしていく。
だが相手は、ポイントどころは絶対に逃さず、ゲームをとっていく。
結果は、0-4。
ベンチに引き上げてきた2人の顔にはその悔しさがにじみでていた。
でも同時に新たな力も感じられた。
これからまだまだどんどん成長していく2人だと強く感じた。
「たかがソフトテニス。されどソフトテニス。」
私たちは、ソフトテニスを通して、これからの人生の礎を1つ1つ積み上げていく。
ふるさとの先人たちが、長い年月をかけて積み上げたふるさとの石垣のように。
再びこの県大会の場に立つことを誓う。
Yes, we can.
岬人
午後1時過ぎに早くも3回戦がまわってきた。
対戦相手は、県内常勝チームの勝山中学校のペア。
それは子どもたちの戦いでもあり、指導者の私自身の戦いでもある。
というのは、指導者としてさらにすばらしい指導者をめざしたいからだ。
でもそれは、試合に勝てばすべていいということではない。
勝つチームをつくるという前に、魅力的なチームをつくるということが
私たち中学校の指導者の使命だと思っている。
「テニスを通して魅力的な人に導いていく。
人間力豊かな人に導いていく。」
ことが最も大切なことだと考えている。
三崎中学校の選手たちは、負けることの方が多い。
でも負けて学ぶことは多くある。
その気持ちさえあれば、人生すべてが成長につながる。
そんな指導者をめざしたい。
だから三崎中学校ソフトテニス部では、
負けたからといって子どもたちを、お互いをくさしたりはしない。
逆に勝ったからといって横着な天狗にさせたりもしない。
あとは、結果がだせればもうしぶんないのだが。
それは私の大きな課題だ。常に指導者として学び続けなければいけない。
そんな目で見るとすばらしい指導者がおられた。
今治美須賀中学校の越智先生?
ベンチでの態度などをみてもバランスのとれたすばらしい指導者だと感じた。
さて、試合の方は、やはりレベルが高かった。
勝山中学校のペアは、テニスというものを良く知っていた。
いつ、どこを、どんなふうに攻めればいいのか。
中島・大岩組にとっては、初めてのスタイル。
相手後衛を走らせ得点パターンをつくろうとする中島。
でもそのボールを逆にふりかえされ、形勢逆転。
つなぐことで精一杯になったところを、強いシュートボールで攻めこまれる。
良く対応するが、微妙なずれがわずかなオーバーミスとなる。
大岩も先ほどの試合のようにはなかなか動きがとれない。
相手は、ボールを手前まで引き込んで打つため、動くタイミングがとりづらいのだ。
浅く入った至近距離からのボールは、容赦なく前衛をねらってアタックされる。
それでも2人は、よくねばり得点もしていく。
だが相手は、ポイントどころは絶対に逃さず、ゲームをとっていく。
結果は、0-4。
ベンチに引き上げてきた2人の顔にはその悔しさがにじみでていた。
でも同時に新たな力も感じられた。
これからまだまだどんどん成長していく2人だと強く感じた。
「たかがソフトテニス。されどソフトテニス。」
私たちは、ソフトテニスを通して、これからの人生の礎を1つ1つ積み上げていく。
ふるさとの先人たちが、長い年月をかけて積み上げたふるさとの石垣のように。
再びこの県大会の場に立つことを誓う。
Yes, we can.
岬人