![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/23/3f/6d35decc2ed31825022dcb64f39da15d.jpg)
お借りした天体写真です。
「プレアデス星団」こと「すばる」。
これは、冬の夜空を飾るおうし座にある代表的な散開星団です。
赤い1等星のアルデバランの近くにあり、肉眼でも見ることができます。
星と言えばスバル。
田舎の平礒で生まれ育った私は、夜空を見上げるといつもスバルを見ていました。
青白く輝く星たち。
あきないのです。
ギリシア神話ではアトラスとプレイオネの間に生まれたプレアデス7姉妹として知られ、
月の女神アルテミスに仕えていたといわれています。
同じくアトラスの子供で、母親のちがう8人姉妹はおうし座のヒアデス星団とされています。
スバルは、肉眼ではふつう6個しか見えませんが、視力の良い人は7個見えることから、
目の良さをはかるのに使われたりしました。
ちなみには、私は7個見えます。
日本では、平安時代に清少納言の「枕草子」の中で「すばる」という名で詩によまれ、
古くから親しまれています。
谷村新司の名曲「昴(すばる)」も。
自動車会社富士重工のマークもこのスバルを採用しています。
今、満月に近いので星は見えづらいですが、
田舎の夜空は、月を見てよし、星を見てよし。
夜は、楽しみの1つです。