喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

「サスケ」 ミニライブコンサート in 三崎中学校

2011-12-12 | ブログ
 

 佐田岬半島、伊方町松出身の双子の歌手がいる。
その名は「サスケ」。

 松地区もすてきなところ。
そこで生活した2人は、素朴で温かくて、楽しい。

 毎回帰省するごとに三崎中学校に寄ってくれて歌を聞かせてもらっている。



 今回はまた格別に思いのこもった歌だった。
3月11日に岩手県一関にいたサスケは、
あまりの地震のすごさにただならぬことが起こったと感じたらしい。
 
 時間を追うごとに分かっていく痛ましく衝撃の事実。
そんなかつてない経験から新しい歌が生まれた。

 そんな魂の歌を今回聴くことができた。


NHK総合 プロフェッショナル ~仕事の流儀~

2011-12-12 | 自然環境
 おすすめしたい今夜の番組。
NHK総合の「プロフェッショナル ~仕事の流儀~」
夜10時~10時48分。
宮城県気仙沼市の畠山重篤(はたけやましげあつ)さん。



 『畠山重篤(68歳)さんは、宮城・気仙沼でも特別な存在のカキ養殖のプロだ。
かつて赤潮が頻発した気仙沼湾。
畠山さんは森に木を植えることで、海をよみがえらせようと努力してきた。

 今年、その豊穣(ほうじょう)の海が牙をむいた。
東日本大震災の津波は、舞根地区の9割の家をのみ込み、畠山さんは母を失った。
育てていたカキはほぼ全滅、育んできた海には、がれきや泥が降り積もった。

 養殖の再開は、故郷を再生させることでもある。
地区の仲間たちがぼう然とする中、畠山さんはいち早くカキ養殖を再開させることを決意。
 だがその直後、体調を崩してしまった。
海に生きる人々の8か月にわたる格闘の日々を追う。 (NHK記)』

 10月8日に畠山さんとの出会いがあった。
「ものづくり生命文明シンポ IN 松山」
に参加した時に講演を聴いた。

 具体的で、実践をもとにした話は、他の人たちよりも分かりやすかった。
いっぺんにその魅力に引き寄せられた。

 ふるさと佐田岬も漁業の盛んなところ。
最近、不漁であると耳にする。
以前、漁協のポスターに
「森は海の恋人」というキャッチフレーズを目にしたことがある。
 
 その時には、わからなかったが、
まさにその森を大切にする運動の先がけの人だったのだ。
「豊かな海は、豊かな森からできる」
ということで長年にわたり植林活動をされていて、
今や全国的な運動になっている。

 畠山さんのとつとつとした話しぶり、
しかし芯の強い思いがにじみ出てくるような人がらが今も記憶に残っている。

 今夜は、ぜひこの番組を見よう。