喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

瀬戸内の夕暮れ

2012-07-03 | ブログ


 今日の昼間は、まるでバケツをひっくりかえしたような大雨が降った。

 午後8時前、仕事を終え家路を急ぐ。
雨は上がり、空は明るさを取りもどしていた。
すべてを洗い流したような景色。

 二名津からひたすら上り坂。
峠の手前のヒラバヤ。
ここからの景色が一番開けている。

 手前に松灯台の灯り。
西の向こうは、九州大分県の別府から国東半島。
夕日が沈み、あたりをオレンジ色に染めている。
何という美しさ。

 車を降りて、しばらく見とれていた。
刻一刻と明るさは変化し、夜の帳が降りてくる。



 峠を回り、平礒へとゆるやかな下り坂。
東方の釜木の空には、かすんだ月が昇っていた。

「月は東に、日は西に。」

 美しき瀬戸内の夕暮れ。

             岬人(はなんちゅう)

 
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八幡浜・西宇和総体の秘話

2012-07-03 | 感動
 さまざまなブログの内容のため
さまざまな人がこのブログを読まれているようだ。
 部活動の内容のときには、中学生からのコメントが多い。
紹介するのは、三崎中学校と一番多く練習試合をした八幡浜市立松柏中学校の生徒のコメント。
いつもその前向きさと純粋さに驚かされる。 

『(部活動が終わって)なんかやっと1ヶ月かっていう感じです。
この1ヶ月本当はいけないけど、放課後自習の時間に部活を眺めていました。
「1ヶ月前は、まだあそこでラケットもって走ってたなぁ。」
きっと、それだけ部活が楽しくて充実してたんですよね。

 愛宕中の流星さんのコメントを読ませていただくと
「お疲れ様でした。」
といった後に中島さん・中井さんペアが
「絶対に優勝してください。」
と言われたと書いてありましたね。

 私は1年前の総体のことを思い出しました。
その日は個人戦の2回戦目で私の先輩と中島さん・中井さんペアが対決するコートでブラシをかけていました。
すると、中島さん・中井さんが
「ありがとうございます。」
って言ってくれました。
 今まで、そんなこと言われたことなかったなあ、嬉しいなあと思うと、
自然と「頑張ってくださいね。」ということが出来ました。

 先輩に勝ってほしいという気持ちが100パーセントのつもりだったけど、
その言葉を言われたとき
「この2人のプレーも勉強しなきゃな。もし先輩が負けてしまってもこの2人には頑張ってほしいな。」
自然にそう思えました。

 中島さん・中井さんをはじめ、三崎中学校のみなさんはそんないい方ばかりなんですね。
絶対強くなってください。』


 中島さんも中井さんも、そしてこのコメントをしてくれたペンネーム空風さんも
瞳がキラキラした中学生。

 ふるさと佐田岬には、キラキラがピッタリよくにあう。


                           岬人(はなんちゅう)
コメント (3)
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