喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

若松進一さんからの電話

2012-07-07 | ブログ
 たった今、携帯電話が鳴った。
電光掲示には、若松進一さんという文字。

 何事かと思い電話をとる。
「はい、もしもし。お久しぶりです。」
すると若松さんから
「元気でやりよるかな。」

 その後、お互いの最近の動きを伝えあい、
「弟さんもやりよるかな?」
というお気遣いの言葉。
「悩みもありながら、がんばってやりよります。」

「弟さんに、またこっちにも寄りなはいや言うとってや。
人間牧場にでも行って、いろんな話しをやろやな。
自分ひとりで考えよったっていけんで。
人と会って話をせな。」

 そしてお礼を言い、電話を切る。

 つまり、若松さんはこれという用事ではなく、電話をくださったのだ。
おまけに弟のことも気遣い。

 ありがたい。
さりげない心配りがありがたい。
 
 梅雨の晴れ間の、心にしみる電話だった。

 

田村菓子舗と三崎中学生のコラボ商品

2012-07-07 | ブログ


 学校の授業で、総合的な学習の時間というものがある。
各教科の枠を越えた、まさに生きる力を育てるようなもの。
ただし、教科書、マニュアルのないものを授業としてやっていくのがたいへん。
地域との連携や協力がとても大切。
 
 二名津小学校や三崎中学校、三崎高校では、
よく二名津の田村菓子舗さんの協力をいただいている。

 そんな取組の1つがカタチとなってできあがった。
何と三崎中学校の生徒が描いた包装デザインを採用してもらったのだ。

 先日、その商品を三代目よっくんが届けてくれた。






 子どもたちの思いがカタチに変わる。
そのことに大きな夢と可能性を感じることができる。

 地域の子どもを地域で育てる。
そんな雰囲気がふるさと佐田岬にはある。

                      岬人