喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

 四国最西端の三崎中学校と被災地との交流

2012-07-16 | ブログ
ふるさと三崎中学校と被災地宮城県気仙沼市立大谷(おおや)中学校との交流が始まり1年が過ぎた。
私たちにできることは、忘れないこと、祈ること。



 そんな取組は、地域の人たちにも知られ、6月のある日、3名の方から計8千羽の折り鶴が届けられた。
子どもたちは、自分たちの思いが少しずつ広がっていることを感じている。
これらの折り鶴は、メッセージとともに手渡しで届ける予定。
「今、自分に何ができるか。」を問い続けている。
 
 このような思いを1つにする取組が始まった。
伊方町松出身の歌手サスケさんが、三崎中学校と大谷(おおや)中学校との交流を綴(つづ)ってくれた歌
「君の笑顔に会いたくて」。
この歌を6月の伊方町音楽会でぜひ歌いたい、という声があがり、すぐにPTA副会長さんが合唱用に編曲をしてくれた。
「遠く遠く離れた 顔も名前も知らない友」に語りかけるように、
歌詞の意味を考えながら、昼休み・放課後・音楽の時間にたくさん練習した。

 日に日に歌に深みが出ていき、自分たちの思いを伝えるすてきな合唱になったと感じる。
11月の文化祭では、全校で合唱する予定。



 私たちにできることとして、この歌を歌い継いでいき、思いをつなげていきたい。
 7月に入り、全校でビデオメッセージ作りに取り組んでいる。
もっと被災地のことを知りたい、もっと自分たちのことを伝えたい、
という思いから始まった取組。

 どんな内容にするかを練り合ったり、どんなふうに伝えるかの練習をしたりしている。
このビデオメッセージも大谷(おおや)中学校へ届け、顔の見えるつながりへと絆を深めていきたい。