喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

第64回愛媛県中学校総合体育大会 バレーボール

2012-07-25 | ブログ


 昨日、第64回愛媛県中学校総合体育大会バレーボールの部が始まった。
ふるさと佐田岬の三崎中学校からも男子バレー部が出場。
息子も3年生最後の大会となった。

 私も妻も中学校・高校とバレーに明け暮れた青春時代。
バレーボールのすばらしさは十分わかっていた。
次の人のために、できるだけいいボールをつなぐ。
そして最後のスパイカーは、みんなの思いを受けて全力で決めにいく。
まさに思いやりのスポーツ、絆のスポーツ。

 そんな思いもあり、息子にはバレーボールをすすめた。
球技がそれほど得意ではない息子にとって、辛いことも多かったと思う。
でもそれなりにプレーも身につけ、背番号2、センターをまかされた。
そして最後の大会を迎えた。

 母も孫の最後の試合を見たいということで、いっしょに松山に応援に行った。
会場の新田高校に着くと同時に試合が始まった。
 隣のコートでは、宇和中学校の試合も始まり、
会場は大声援に包まれた。

 1セット目、動きがかたく13対25でとられた。
もともと力はあるチームなので、波にのる1点がほしい。

 2セット目、レシーブがつながり始め、スパイカーもフェイントや
強打をコースに打ち分け、相手のレシーブを翻弄した。
25対11のみごとな試合内容。

 こうなると力は五分五分。
3セット目の出だしをとった方が有利な試合展開ができる。
応援席からも声がかれるくらい大声で叫んだ。
 勝負の出だしは固かった。
レシーブがばらけ、先ほど決まっていたスパイクもねばり強くつなげられた。
少しずつ少しずつ点差がひらいていく。
 流れを変える一本がほしい。
最後は、サーブレシーブがコート外へ大きくはじかれ、ゲームセット。
16対25。



 息子たち3年生の部活動が終わった。
部活動から得る成長は大きい。
これから後、部活動から得たものを活かしていってほしいと願う。