昨日、第64回愛媛県中学校総合体育大会バレーボールの部が始まった。
ふるさと佐田岬の三崎中学校からも男子バレー部が出場。
息子も3年生最後の大会となった。
私も妻も中学校・高校とバレーに明け暮れた青春時代。
バレーボールのすばらしさは十分わかっていた。
次の人のために、できるだけいいボールをつなぐ。
そして最後のスパイカーは、みんなの思いを受けて全力で決めにいく。
まさに思いやりのスポーツ、絆のスポーツ。
そんな思いもあり、息子にはバレーボールをすすめた。
球技がそれほど得意ではない息子にとって、辛いことも多かったと思う。
でもそれなりにプレーも身につけ、背番号2、センターをまかされた。
そして最後の大会を迎えた。
母も孫の最後の試合を見たいということで、いっしょに松山に応援に行った。
会場の新田高校に着くと同時に試合が始まった。
隣のコートでは、宇和中学校の試合も始まり、
会場は大声援に包まれた。
1セット目、動きがかたく13対25でとられた。
もともと力はあるチームなので、波にのる1点がほしい。
2セット目、レシーブがつながり始め、スパイカーもフェイントや
強打をコースに打ち分け、相手のレシーブを翻弄した。
25対11のみごとな試合内容。
こうなると力は五分五分。
3セット目の出だしをとった方が有利な試合展開ができる。
応援席からも声がかれるくらい大声で叫んだ。
勝負の出だしは固かった。
レシーブがばらけ、先ほど決まっていたスパイクもねばり強くつなげられた。
少しずつ少しずつ点差がひらいていく。
流れを変える一本がほしい。
最後は、サーブレシーブがコート外へ大きくはじかれ、ゲームセット。
16対25。
息子たち3年生の部活動が終わった。
部活動から得る成長は大きい。
これから後、部活動から得たものを活かしていってほしいと願う。