「おせち」は「御節供(おせちく、おせつく)」の略で、中国から伝わった五節供の行事に由来するようだ。
もともとは五節句の祝儀料理すべてをいったが、のちに最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった。
お節料理の基本は、祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ 酢の物、焼き物。
今はお店でできた物を買うことも多いようだが、我が家では、母や妻の手作り。

黒豆、数の子、ごまめ、かまぼこ、くり、焼きエビ、塩サバ、にんじん、竹の子、
れんこんの酢物、あまぎの酢物、昆布巻き、しいたけ、豆腐、こんにゃく、そして子どもたちの好きな揚げ物など。
おめでたい理由の数々がならぶ。

一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。
これは、歳神様をむかえて一緒に食事を行う正月の火を聖なるものとしてとらえ、
神様と一緒に食する雑煮をつくるほかは、
火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという風習に基づくらしい。
また、家事から女性を解放するためという説もあるようだ。

こんな一つ一つの意味のこもった日本の伝統、文化、慣習。
未来に残していきたい一つ。
岬人(はなんちゅう)
もともとは五節句の祝儀料理すべてをいったが、のちに最も重要とされる人日の節句の正月料理を指すようになった。
お節料理の基本は、祝い肴三種(三つ肴、口取り)、煮しめ 酢の物、焼き物。
今はお店でできた物を買うことも多いようだが、我が家では、母や妻の手作り。

黒豆、数の子、ごまめ、かまぼこ、くり、焼きエビ、塩サバ、にんじん、竹の子、
れんこんの酢物、あまぎの酢物、昆布巻き、しいたけ、豆腐、こんにゃく、そして子どもたちの好きな揚げ物など。
おめでたい理由の数々がならぶ。

一つ一つの料理は、火を通したり干したり、あるいは酢に漬けたり味を濃くするなど、日持ちする物が多い。
これは、歳神様をむかえて一緒に食事を行う正月の火を聖なるものとしてとらえ、
神様と一緒に食する雑煮をつくるほかは、
火を使う煮炊きをできるだけ避けるべきという風習に基づくらしい。
また、家事から女性を解放するためという説もあるようだ。

こんな一つ一つの意味のこもった日本の伝統、文化、慣習。
未来に残していきたい一つ。
岬人(はなんちゅう)