喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

行ってらっしゃい。 ミック!

2013-05-10 | ブログ


 今日、ミックが平礒を出発しました。
とってもさびしい気持ちになりました。
2月から3ヶ月間、本当によく活動してくれました。

 3ヶ月前、キルギスのベックがひとあし早く平礒に来て、
少し遅れてアメリカシカゴ生まれの19歳のミック。

 日本語の会話がまだ上手ではなく、
さみしい思いをしたり、ストレスもあったことでしょう。
 まわりのことはおかまいなく、マイペースなところもありました。

 ベックとの2人の共同生活がしばらく続き、
しだいにうちとけあい、笑顔も多くなっていきました。

 3月に入り、喜久家国際ワークキャンプ。
 リーダーのユリカちゃん、料理の得意なリョウコちゃん、とても明るい韓国のウンギョン、
明るくて涙もろい中国のリカ、かしこくて落ち着きのある台湾のペイ、そしてムードメーカーのケイゴ。
こんな仲間とのかけがえのない思い出の時間。

 喜久家国際ワークキャンプが終わり、
仲間はそれぞれの場所へ出発。
 少し遅れて、キルギスのベックも出発。
ミックだけが残りました。

 そこへ千葉出身の愛ちゃんがやってきてくれました。
たくさんの出会いと経験で、ミックの会話力もすごくアップ。
リスニングだけなら、パーフェクトに近くまでなりました。

 ミックは特に大佐田の木野本さんの家で活動。
手を骨折して、荷物を持つことができなかったので、
ミックのおかげで本当に助かりました。

 アメリカの巨大都市シカゴから日本の超田舎に来てくれたミック。
「また帰って来たい」
という声に、胸が熱くなりました。

「行ってらっしゃい、ミック。」
再会を楽しみにしています。

             岬人(はなんちゅう)
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