5月21日(火)、ついにこの日がやってきた。
千葉出身の女子大生、早川愛ちゃんの出発。
早川愛ちゃん。
名前も愛媛にピッタリの純粋な女性。
4月25日に平礒喜久家に来てくれた。
当時は、シカゴ出身のミックもいて、5月10日までともに生活。
愛ちゃんは、NPOナイスのボライヤーの9期生。
1年間大学を休学し、ボランティア活動をして過ごす。
多くの仲間たちが国外へ出て行ったなか、愛ちゃんは日本に残り、
農山村を舞台に地域づくりに関わっていく。
いつも思うことを質問してみた。
「どうして、喜久家を選んでくれたの?」
すると次のように話してくれた。
「今年大学4回生の予定でした。
千葉で生まれ、千葉で育ち、高校・大学と順調に進み、仲間に恵まれ
充実した大学生活を送っていました。
そして将来は教師をめざしています。
でも自分の大学生活、本当にこれでいいの?
と思いました。
今だからこそできる、もっといろいろな経験を積みたい、と思いました。
そんなふうに思っていたときにNPOナイスと出会ったんです。
これだ!
と思いました。
そして両親を説得し、1年間のスタートが喜久家から始まったんです。」
すばらしい若者。
自分に将来への疑問を投げかけ、自分で判断し、行動にうつしていく。
前日5月20日(月)。
テレビ収録の大成功もかねて、愛ちゃんの慰労会を三崎のまりーな亭で行った。
愛ちゃん、アメリカワシントンDCのセーラ、弟、そして私の4人。
話は尽きず、過ぎゆく時間をおしんだ。