喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

早川愛ちゃん 「行ってらっしゃい。」

2013-05-26 | ブログ


 5月21日(火)、ついにこの日がやってきた。
千葉出身の女子大生、早川愛ちゃんの出発。

 早川愛ちゃん。
名前も愛媛にピッタリの純粋な女性。

 4月25日に平礒喜久家に来てくれた。
当時は、シカゴ出身のミックもいて、5月10日までともに生活。

 愛ちゃんは、NPOナイスのボライヤーの9期生。
1年間大学を休学し、ボランティア活動をして過ごす。
多くの仲間たちが国外へ出て行ったなか、愛ちゃんは日本に残り、
農山村を舞台に地域づくりに関わっていく。

 いつも思うことを質問してみた。
「どうして、喜久家を選んでくれたの?」

すると次のように話してくれた。

「今年大学4回生の予定でした。
千葉で生まれ、千葉で育ち、高校・大学と順調に進み、仲間に恵まれ
充実した大学生活を送っていました。
 そして将来は教師をめざしています。
 でも自分の大学生活、本当にこれでいいの?
と思いました。
 今だからこそできる、もっといろいろな経験を積みたい、と思いました。
そんなふうに思っていたときにNPOナイスと出会ったんです。
これだ!
と思いました。
 そして両親を説得し、1年間のスタートが喜久家から始まったんです。」


 すばらしい若者。
自分に将来への疑問を投げかけ、自分で判断し、行動にうつしていく。

 前日5月20日(月)。
テレビ収録の大成功もかねて、愛ちゃんの慰労会を三崎のまりーな亭で行った。
愛ちゃん、アメリカワシントンDCのセーラ、弟、そして私の4人。







 話は尽きず、過ぎゆく時間をおしんだ。
 



テレビ愛媛の番組「ふるさと絶賛バラエティー い~よ」の収録

2013-05-26 | ブログ
 ずいぶんと時間差となってしまった。
5月20日(月)についに、テレビ愛媛の番組「ふるさと絶賛バラエティー い~よ」
の収録があった。

 20戸に満たない小さな平礒の郷にテレビ局が入るのは、
八西CATVをのぞいたら、昨年のNHK番組「のんびりゆったり 路線バスの旅」以来2度目。

 その様子を収録に参加してくれた二名津の田村菓子舗のよっくんが、
次のように知らせてくれている。



『テレビ愛媛「いーよ」の出待ちで喜久家(きくや)前で待機。
柑橘の香りが、がいなですらい。いい香り(*^^*)

 平礒(ひらいそ)地区のばあちゃんらが、
「私ゃ、さっき道路おりたら、テレビに写ったがで。いつ放送やろうか?」
「私も前にNHKでたがで、今日は写らんやろか」
と、嬉しそうに話をしていました。

平礒の空気が華やいじょるけん、ええなあ\(^o^)/』


 田舎にとって、新聞にのる、
ましてやテレビにうつるなんて、とんでもなく大事件。

 小さな小さな郷の大きな事件だった。