喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

2013年(平成25年)、ふるさと平礒の年越し風景

2014-01-08 | ブログ
 年が明けて早1週間。
年末からばたばたしてゆっくりとふり返ることがなかったので、ふり返ってみたいと思う。

 大晦日、年越しをするために大掃除と料理。
母や妻、娘たちはお節料理づくり。
父、息子、私の男は、すす払いなどの大掃除。
これ自体が、神様を清める行為でもある。

 注連縄・注連飾り・門松・神様の掃除、庭や通路の掃き清め、窓ふき、車洗いなど。
毎年天気が荒れることが多く、たいへんな作業だったが、今年は汗ばむほどの日本晴れだった。

 全てが終わるのが夕方4時頃。
あたりが暗くなり始めると、家の多くの神様にお光りをあげ、拝んでいく。
 まず最初に拝むのが、年神様。
そして隣の家(や)の神様。

 

 

 次に座敷の神様。



 父の代から新しく祀っているお不動様。



 えびす様



 写真はないが、お荒神様。
 家の外に出て、地神様。
 


 鍾馗(しょうき)様。



 そして最後に再び家に入り、仏様を拝む。

 大晦日は、年神様があるので、全てをあわせると10の神仏を拝むことになる。
年が明けると、年神様がなくなるので9つ。

 このような古い習わし、しきたりを今も引きついで行っている。
簡素化しようとすれば、できないこともないが。
なくすことは、いつだってできる。

 ただ引きつぐだけ。
でもそれがどれほど大切なことかを感じられるようになってきた。

 こんな場所が、こんな人が残っていてもいいじゃないか。
                           
                               岬人(はなんちゅう)               
                            


 



 

 

1年の計は、大晦日にあり ~続けることの意味~

2014-01-08 | ブログ
 昨年末12月21日のブログ題は、「ふるさとブログ(喜久家プロジェクト・ブログ)を書き続けて」
尊敬する双海町の若松さんの考え方や実践を内容に盛りこませていただき、書いてみた。

 それに対して、大晦日に若松さんからありがたい返信が届いていたので紹介する。

『続けることの意味 (shin-1さんの日記)
2013-12-31 06:27:23
 相変わらず忙しそうですね。
多分その分人の何倍も色々なことを経験しています。

 早起きも、ブログを書くことも、自分という人間の心に住んでいるもう一人の自分と、
知らず知らずのうちに相談してやっているのです。
 充実した人生は、このもう一人の目に見えない自分を強くすればいいのです。
もう一人の自分が弱いと、朝早く起きようとか煙草を止めようとか思ってもなかなかできないのです。

 あなたはもう一人の自分が強いようです。多分私と同じように・・・・。

 さてこれからはもう一人の自分が強いだけではいけません。
もう一人の自分のレベルを高めると、これができればもう最高の人生です。
 
 今日は大晦日、「一年の計は元旦にあり」ではなく、
「一年の計は大晦日にあり」です。
                             人間牧場主 若松進一 』



                     「伊勢神宮の大樹」

 もう一人の自分のレベルを高める。
 他人を変えることに比べると、自分を変えることは容易い。
と言いたいところだが、その難しさはよーくわかっている。

 でもよりよい自分になりたい。
若松さん同様、大晦日からすでに始めている。

 1年の計は、大晦日にあり。

                        岬人(はなんちゅう)