喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

戦争を知らない子どもたち 

2014-01-18 | ブログ
 先日の「永遠のゼロ」に関するブログに、貴重なコメントを「すけつね」さんからいただいた。
顔も名前も知らない人だけにうれしい気持ちがした。
 
 私の祖父は戦死した。
場所もどんな状況だったかもわからない。

 すけつねさんからのコメント。

『あなたのお爺さんは戦死されたのですね。
お気の毒です。
 あのころは、兵士がどこの戦場へ行くのかは本人も家族にも秘密にされていたのです。
ですから、最期の本当のようすなども知ることはできなかったでしょう。
遺骨の入っていたとされる箱を遺族は受け取っておりましたが、ただの紙切れだけが普通でした。

 ボクは子供のときに戦争を体験しております。
参考までにブログの“ボクの見た戦中戦後”をご覧いただければ幸いです。』


 新たに知る事実。
まさに祖父は、すけつねさんの言われる通りの状況。

 何か無性に悲しくなる。
でも当時としては、そんな状況があたりまえ。

 この喜久家プロジェクトブログを読んでくれて、
こんなコメントをしてくれたことにすごく感謝している。

 戦争を知らない自分、子どもたち。
だからこそ、知ることを大切にしていかなければならないと思っている。

                      岬人(はなんちゅう)