喜久家プロジェクト

日本一細長い半島、四国最西端「佐田岬半島」。 国内外からのボランティアとともに郷づくり「喜久家(きくや)プロジェクト」。

国立大洲青少年交流の家 「子どもゆめ基金体験の風リレーションシップ事業 中学生ソフトテニス教室」

2015-01-25 | ブログ
 昨日1月24日、国立大洲青少年交流の家主催の、
「子どもゆめ基金体験の風リレーションシップ事業 中学生ソフトテニス教室」
に三崎中学校も参加した。

 講師は、ヨネックスの田中ちひろ選手。
田中選手は、石川県出身で、ヨネックスチームのリーダーとして活躍されてきた。
残念ながら、昨年暮れの全日本リーグを最後に現役を引退。

 次のようなコメントを発表されている。



「12月12日から14日まで行われました日本リーグにおきまして、女子チームは5勝2敗で3位という結果に終わりました。
結果としては悔しさの残るものとなりましたが、それぞれに収穫と課題の見つかる良い大会になりました。

 そして私事ではありますが、日本リーグを持ちまして5年間の、実業団としての選手生活を終えました。
ヨネックスに入社してからの5年間で、本当に沢山の方に出会いました。
そこで皆様に、がんばってね!と声をかけて頂けることが私にとって一番の力になりました。

 その出会いと、そこから学び得たものが私にとって一生の財産であり、
私のテニス人生において最も誇れるものだと思っています。

 今後も、これまでとは違う形になりますが、ソフトテニスに携わり、
ソフトテニスを愛好する人間として少しでも恩返しが出来ればと思います。」




 ソフトテニスを愛し、ソフトテニスを通して、人生を豊かなものされている田中選手。
スポーツの競技性とは別のすばらしさ。
 子どもたちには、そのことをしっかりと感じてほしい。

 歯切れよく、ユニークで、ポイントを押さえた田中選手の説明や実践を、真剣に見るキラキラとしたまなざし。
それを見ていて、本当うれしくなる。
将来が楽しみになる。





 大人や社会がどれくらいそんな体験をさせてあげられるか。
何をめざして子どもたちを育てているか。
 大切にしていきたい視点。



 このようなすばらしい事業を開催された国立大洲青少年交流の家、そのスタッフ、
指導していただいたヨネックスの田中ちひろ選手、そしてそれをしっかりと受け止め、
真剣に活動した子どもたち。



 さわやかな春の訪れを感じることができた1日だった。

                岬人(はなんちゅう)