スペインでトマト祭りがあったね。
この祭りが行なわれるバレンシア地方には国内外から人が集まり
普段は1万人くらいの人口が3万人くらいになるらしい。
その3万人がひたすらトマトを投げあい、トマトに漬かり、子供の
ように楽しんでいる姿はこれぞ祭りという感じや。
この祭りのよさは、なんちゅうてもトマトと使うということにあると思う。
色が赤い・・・情熱的
投げつける・・・ストレス発散
柔らかい・・・怪我しない
おいしい・・・食べるヤツもおるやろ
つぶれる・・・風呂感覚が味わえる
たぶん安い・・・もったいない感がない
等など、祭りを盛り上げる要素に事欠かない。
これが、梨やったら死人がでるし、ぶどうやったら小さ過ぎて投げ
にくいし、すいかやったらボーリング大会みたいになってまうもんな。
せっかくこんないい見本があるねんから、日本でもこの系統の祭り
をやってみたらどうやろか。
大阪ならたこ焼き。愛媛ならみかん。茨城はレタス。青森のりんご、
北海道のとうもろこし・・・
どれも"あとの祭り"になりそうやけど。