僕たちは一生子供だ

自分の中の子供は元気に遊んでいるのか知りたくなりました。
タイトルは僕が最も尊敬する友達の言葉です。

性癖のやっかいさ

2006-09-15 | Weblog

植草教授、またやってしまいよったねぇ。

ずっと言われてることやけど、性癖というのは医学的な治療をしないと
絶対に治らない「クセという病気」なので、ちょっとくらいの罰金を払わ
されたり、世の中から数ヶ月閉めだされたりしたくらいでは、治療効果
なんて全く期待できないらしい。
それをまぁ前は50万の罰金だけで済ませて、しかもまた教授になって
世間に戻ってきたんやから、これはやっぱり起こるべくして起こったこと
やわなぁ。

ただ、性癖があっても人に迷惑さえかけなければ、それは趣味の世
界やから問題ない。おそらくそういうアングラな世界があちこちにあって、
変態趣味?の人はそういう場所に行ってそれを発散してるんやと思う。

でも、植草教授の場合は、たぶんリアルじゃないと満足できない、「本
物の変態」なんやろね。
例えばお金を払って「痴漢プレイ」をさせてもらったところで、そんなヤラ
セには全く興味がなくて、痴漢行為という“実作業”と捕まるかも知れ
ない、でも我慢できないというマゾ的な要素を合わせることでのみ、彼
の性欲は満足させられる訳よ。

だから彼は、どうぞどうぞ痴漢し放題させてあげますよと言ったところで
全く喜ばない。抑圧された禁断の世界にのみにしか喜びを感じない
人や。

ええのか悪いのか、幸か不幸か、彼らは虚を嫌い実を求める。
簡単には騙されないということが、精神的な治療を決定的に難しくし
ている訳で、これが性犯罪のやっかいさなのだと思う。