桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生根本山・熊鷹山

2012-05-09 15:43:34 | 山歩き情報
5月7日、桐生最奥部の根本山に行ってきました。
不死熊橋手前に車を置き、林道から中尾根コースを上って
根本山へ。十二社を経て熊鷹山へ回り、石鴨林道へ下りて
駐車地へ戻りました。全行程5h位でした。


不死熊橋の下を通る根本沢の水量が多く、迫力がありました。
連休中に降った豪雨の影響だと思います。


中尾根コースの登山口。昨年までは、標識が立っていたのに
跡形もなく、ちょっと迷いました。後から登ってきた人も、登山口
が分からず、大きく通り過ぎてしまった、といっていました。


フモトスミレです。茎の部分が随分と長くなっていました。
全行程を通じて咲いていました。


ミツバツツジが丁度見どころでした。


中間部の社のそばにシロヤシオ(ゴヨウツツジ)が咲いていま
した。当日は、これ一本だけでした。


標高1,000m位から頂上まで、アカヤシオが咲いていました
が、もう終わりに近かったですね。


右横に、今日の後半に向かう熊鷹山(右端)への稜線が見えて
きました。


長い上りを終えて分岐点に出ました。道標には付いてなかっ
たのですが、真直ぐが根本山頂上、左へ行くと根本沢コース、
右が十二社への道になります。


根本山頂上です。後ろが歩いてきた道、真ん中が十二社へ
下りる道になります。ここまで2h位でした。


頂上には、朽ちてよく判読できませんが「三ツ葉電機製作所
山岳部」の木柱が立てかけてありました。聞いたところでは、
その昔(昭和40年代?)根本山へ登るルートは、三ツ葉山岳部
が整備したのだそうです。


根本山頂上から20分位下ると、辺りが広い十二社につきます。
ちょっと荒れています。石社の傍の石碑には、「十二山根本山
神社」、明和八年(1771年)建立と刻まれていました。


石社の前には、こんな大きな斧の刃がありました。


十二社から熊鷹山にかけて、オオカメノキの咲いているのが
多く観られました。


十二社からしばらくしたところで道標がありました。後ろに
見えるのが根本山です。その方向に向かって下山する道が
付いていました。ただ、余り歩かないように、とどこかで見た
ような気がします。


熊鷹山へは快適な尾根道が続いています。上りの途中で
眺めたときは平な稜線でしたが、実際歩いてみると、結構
アップダウンしています。


熊鷹山頂上です。実際には、展望台が立っています。
出発からここまで3h位でした。


展望台に上って根本山を撮りました。右へずうっと回ってきま
した。


同じく展望台から、この先の丸岩岳を撮りました。尾根の途中
から右へ下りる予定です。


右へ下りるところの分岐点です。標識がぶら下がっていたの
ですが、欠けていて何が書いてあるのか分かりません。


駐車地まで続く道の石鴨林道に出ました。何の標識もなく、
逆ルートで歩く場合は、ちょっと分からないのではないで
しょうか?


石鴨林道を歩くと右の山側がずうっと崩落していました。
昨年の震災で、写真のような大きな岩もころがり落ちたよう
です。


戻る途中で分岐点がありました。右側から下りてきました。
真直ぐが、十二社と熊鷹山の中間の稜線に出る道だと思い
ます。左側には、桐生川の源流、十二沢が流れています。
石鴨林道を1h位歩いて車に戻りました。

スリルのある根本沢コースと比べ、この中尾根コースは
比較的歩きやすく、気持ちのいい周回コースとして、この
時季ぴったりだな、と思いながら歩いてきました。
コメント
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