桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

佐野唐沢山

2018-12-02 14:50:58 | 山歩き情報
2018年11月29日、佐野市の唐沢山へ行ってきました。
露垂根(つゆしね)神社前の駐車場に車を置き、神社横の
登山口から唐沢山頂上の唐沢神社へ登り、紅葉を味わっ
たり唐沢城跡を巡ったりして、戻ってきました。所要時間
は約2hでした。


歩き出す前に露垂根神社をお参りして行きました。


神社本殿の胴羽目には竹林の七賢人が刻まれています。


神社脇の県道141号線沿いが登山口になります。


緩やかな山道を歩いて行くと、小さな紅葉が幾つも出て
きました。こうした幼木もあと何十年もすれば立派な紅葉
の木になるのでしょうか?


すぐ傍に花が咲いていました。リュウノウギクみたいです。


カキの木がありました。山の中で見るのは珍しいと思い
ました。実が小さく、ヤマガキとでもいうのでしょうか?


十字路に出ました。真っ直ぐの道を下りて行くと梅林公園、
唐沢山へは左を行きました。


片側が崩落している個所を通りました。異常気象や台風の
影響でしょうか、こうした崩落や倒木している所が何カ所
かありました。


唐沢山頂上部近くのつつじが丘まで来ると、一気に紅葉の
世界になりました。


これもそうです。色々な色が混ざり合っていました。


頂上へつながる大手道に出ました。写真は下方を撮った
ものです。


大手道を上って行きました。紅葉の木の下のすき間に
僅かに頂上=本丸跡が見えました。


南城(本丸下)と呼ばれる所の下まできました。


南城からの景色を撮りました。露垂根神社の方向です。


南城にある社務所の傍の紅葉を撮りました。


頂上への階段を上り、南局(みなみのつぼね)から上方向
を撮りました。門を抜けると本丸跡、唐沢神社になります。


頂上、本丸跡の唐沢神社です。


紅葉を入れて、斜向かいから撮りました。


この後、城跡を見て回ることにし、もう一度南城へ下り、
本丸下を時計と反対回りに歩き始めました。写真は車井戸。
深さが25mあるそうです。城を守る上で大事な水源だった
のでしょうね!


本丸下をぐるっと回り、二の丸入口へきました。石垣に往時
が偲ばれます。


その石垣を過ぎると左手上に西虎口が見えました。その
先が先ほどの本丸です。


こちらが二の丸になります。


さらに進むと本丸の石垣がよく見えました。古い城の感じが
よく分かります。


さらに下へおりて行く途中で見た紅葉。


二の丸の下の三の丸です。奥に見えるモニュメントは
佐野人形供養碑です。


こちらは三の丸下の帯曲輪。最初見たときは空堀かと
思いましたが…


そのさらに一段下の四つ目堀。


その四つ目堀の上に架かる神橋。かっては、敵が来たとき
に上げる曳き橋だったそうです。


神橋の傍に水琴窟天慶夢がありました。竹筒に耳を
かざすときれいに澄んだ音が聞こえました。


その水琴窟とは反対側の大炊の井。深さ8mで、築城以来
現在まで涸れたことがないそうです。写真を撮るとき、丁度
猫が被写体に入ってきました。付近にもいっぱいいました。


その大炊の井の脇にあった竜神宮。藤原秀郷絡まりの
伝説が残っていました。


さらに下った所のくい違い虎口。


ここを抜けた所が唐沢城址、唐沢公園の入口になって
いました蔵屋敷と呼ばれた所で、碑が立っていました。
また駐車場にもなっていました。


もう一度くい違い虎口を通ってその傍にあった天狗岩と呼
ばれる小さなピークに登りました。写真はその頂上部です。


その頂上部からの景色が意外とよく、写真は南・露垂根神社
方向の景色です。


目を右に移すと、さらに小さな二つのピークが…


さらに右へ移して見た北方向の景色。足利の方向でしょうか。


天狗岩を下りるときに見た紅葉。


神橋を渡り大手道を帰路に着きました。


名残りを惜しむ気持ちで紅葉を撮りました。


こちらもです。

唐沢山の紅葉、すばらしいの一言に尽きます。色々なモミジ
を楽しむことができました。また、唐沢城跡を見て回るのも、
城の構成や築城の考え方がよく分かって、面白かったです。
山を登る積りがなければ、通常のルートが簡単でおすすめ
です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする