桐生トランピング情報

群馬県、特に桐生市周辺の山歩き情報をお届します。

桐生鳴神山

2018-04-05 10:22:17 | 山歩き情報
2018年4月3日、桐生市の鳴神山に行ってきました。
川内町の駒形から登って、頂上、椚田峠を経て、赤柴から
戻ってきました。所要時間は4.0hでした。


駒形の登山口を歩き出したところです。ヤマザクラは咲いて
いたものの、まだ、春の気配は希薄でした。


それでも道傍にスミレが咲き始めていました。タチツボスミレ
ですね。


おや!と思ったのが、キンモンソウが咲き始めているのを
見つけたことでした。


単独が多いのですが、こちらも珍しいですね、マムシグサ
が一斉に現れていました。


第一石門までやってきました。


ハルトラノオが咲いていました。


沢の中の岩を上り切った所に、カタクリがいっぱい咲いて
いました。


ニリンソウも咲き始めていました。まだ若々しかったです。


その後もぽつりぽつりと咲いていたのですが、行程の半分
近くの所で咲いていたこれが上限でした。


こちらはトウゴクサバノオ。小さな花です。


中間点の標識が出てきました。以前は市内の小学生が
立てた標識があったと思うのですが…


ネコノメソウ。こちらも小さかったです。


サクラスミレだと思うですが、ピンクと白のツートン
が変わっていて、ひょっとしたら新種かも!?


第二石門が見えてきました。


石門をすぎるとカタクリが咲いていました。丁度いまが
一番の時季みたいでした。


頭上を見上げるとアカヤシオが咲いていました。今年は
花が早いので、ひょっとすると咲いているかも、と期待
してきたのですが、その期待に応えてもらえました。


カタクリは、その後も歩く道筋に幾つも咲いていたのですが、
大きな屏風みたいな岩がある所に咲いていたこれが上限の
花になるみたいでした。


最後の急登で、この上が肩の広場になります。緑色の
ネットはレンゲショウマを保護するためのものです。


肩の広場に出ました。神社があります。左手には、写真
には写っていませんが、なるかみ小舎(山小屋)もあります。


鳴神山桐生嶽頂上に着きました。社は、雷神岳神社の
表示がされていました。日本武命の表示も今まではな
かったような気がしますが…


頂上で今まで真っ先に咲くアカヤシオが、ようやく蕾が
開きかけているような状態でした。


他の木も、ちょっと開きかけた状態でした。


この部分だけ花が開いていたので、ズームして撮りました。


隣の仁田山嶽のこの斜面にアカヤシオの花が一斉に
開くのは、もう少し先になるみたいでした。


その仁田山嶽頂上。こちらは鳴神山神社になっていました。
社周囲のアカヤシオを見れば、やはり蕾状態でした。


頂上からすぐ先の第一展望台からの景色です。本当なら
赤城山が見える筈なのが、靄に包まれていました。


驚いたのは、写真を撮っていた所のすぐ目の前にマンサク
が咲いていたことです。鳴神山で初めてみました。また、
この時期まで咲いているものでしょうか?


椚田峠に向けて下りて行く途中で見たアカヤシオです。


第二展望台でも当然ながら赤城山は見えませんでした。


ところが、ここにもマンサクが咲いていたのです!いやー、
同じようにして見るとは、これも驚きですね。


椚田峠まで下りてきました。この後、カッコウソウの様子を
見るため、右のコツナギ沢への道を下りました。左は赤柴
です。


カッコウソウはちゃんと芽を出していました。このまま丈夫
に成長して、花を付けてくれるといいですね。


峠へ上り返し、赤柴へ下りて行きました。すぐに見かけた
サンシュユです。大きな木でした。


坂道を下って沢に出ると、そこでもカタクリが咲いていま
した。でも、こちらは数は少なかったです。


林道へ出ると、サクラスミレが咲いていました。


ミツバツチグリ。黄色が鮮やかです。


こちらのスミレは何スミレでしょう?姿かたちからは
サクラスミレだと思うですが、花の色が白いのは?
これも新種!そんな訳ないか!?


赤柴の登山口に突き当たりました。これを左に曲がって
駒形へ下りて行きました。


曲がってすぐの道脇に、ヒトツバエゾスミレが咲いていま
した。この白花がナルカミスミレですね。

いろいろな花の季節がやってきた鳴神山、市内はサクラが
散り始めていましたが、ようやく春がきた感じがしていました。
アカヤシオももう少しすれば本格化するなど、見所がたくさん
になってきます。いま、期待が膨らんでいる処です。
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佐野三床山

2018-04-01 14:29:22 | 山歩き情報
2018年3月30日、佐野市の三床山に行ってきました。
鹿嶋神社駐車場から尾根コースをとって、三床山、二床山、
一床山と歩き、西入の頭尾根を下って、元に戻ってきました。
所要時間は3.0hでした。


鹿嶋神社参道のサクラが満開でした。


神社左の道が本来の登山道ですが、神社をお参りして行く
ことにしました。


鳥居に「弘化五年」の文字が刻まれていました。後で
調べたら1848年でした。今からちょうど170年前
の建立ですね。


神社脇から登山道に入り歩いて行くとフモトスミレが咲いて
いました。本当に小さなフモトスミレでした。


最初の上りは、サカキとヒノキ、マツが密集したまるで
ジャングルの中を歩くような状態でした。


立ち塞ぐ木々を透かして三床山が見えてきました。


三床山の上りが始まると、小さく刻まれたジグザクの急坂
が長く続きました。写真では余りそうした感じが出ていま
せんが…


ミツバツツシが咲き始めていました。この分だと目当ての
アカヤシオは十分咲いていそうだと思いました。


ヤマザクラも咲いていました。山の中のあちこちにいっぱい
咲いているのを見ることができました。


三床山頂上に近づくにつれ岩場になってきて、大きな岩の
上に出たとき、目の前に二床山(中央)がよく見えました。


二床山(左)と三床山(直進)を分ける分岐点へきました。
三床山頂上はもうすぐです。


三床山頂上に着きました。


頂上に着くやいなや、もうすぐにアカヤシオに目が向き、
撮りまくってしまいました。


こちらもです。


アカヤシオを何枚か撮ったあと、ようやく南方向の景色を
撮りました。頂上直下のゴルフ場(ゴールド佐野カントリー
クラブ)の脇を通って上ってきました。


さきほどの分岐点まで戻り、そこを下りてから振り返って
撮りました。急な上に、すべり易く油断できませんでした。


坂を下りた鞍部にヤマツツジでしょうか、咲いていました。


鞍部から上るガケ山(勝手な呼称)にもアカヤシオが
咲いていました。


ちょっと接近して一枚!


ガケ山は岩場の稜線が続きます。


二床山から下る尾根の高松が見えてきました。


また、ようやく一床山(中央)が見えてきました。頂上に
人が立っているのもよく見えたのですよ。


さらに先に進んでから、ちょっと振り返る形で、歩いてきた
三床山からガケ山の稜線を撮りました。


三床山直下のゴルフ場も少し遠くになって見えました。


二床山のカタクリはもう終わっていました。名残りの一株が
それを告げていました。


さきほど見えた高松へ下りる分岐です。


近くにミツバツツジが咲いていました。二床山はミツバツツジ
が多いみたいです。


分岐のすぐ上が二床山頂上。ほんの僅かなスペースしか
ありません。


二床山頂上を過ぎたら、また岩場になりました。


歩く道脇でヤマザクラを見ることができたので、接写して
大きく撮りました。風に煽られて、少しもじっとしていて
くれませんでしたが…


一床山が大きく近づいてきました。


一床山近くでもアカヤシオが見られました。


少し切り立った崖場を登って、一床山頂上に着きました。


一床山は360度の眺望がきき、こちらは北方向。


こちらは西。足利方面でしょうか。遠くに赤城山が見えて
います。


東。ゴルフ場も見えています。


南のこちらがこの後下山する、西入の頭尾根コース。


一床山頂上を後にして西入の頭まで下りてきました。


さらに下ってから、振り返って一床山(中央やや右)からの
ルートを撮りました。


下りる道で小さなフデリンドウが咲いていました。周りを
見渡したところでは、他には姿はありませんでした。


山を下り切って出口に着きました。ここから林道を左に
鹿嶋神社へ戻りました。


戻りの道にタチツボスミレがいっぱい咲いていました。


こちらはミツバツチグリですね。

三床山、アカヤシオがもう咲いていると思い出かけました。
思惑通り咲いていました。それも、いままでは見かけなかった
二床、一床山でも見ることができました。なかなかピッタリ
花の時季に合わせるのは難しいのですが、前回のカタクリと
同様にヒットして、大変気をよくしている処です。
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