こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

議員の発言を抑制する議会運営

2008年03月02日 08時00分37秒 | Weblog
 議会は市民から信託を受けた議員で構成しています。だからこそ、議員一人一人の発言は保障されなければならないのに、議員の発言時間は、会派の人数で時間が違います。

 議案質疑時間は、会派10分と会派人数に10分をかけた時間になっています。

 ちなみに私たちは3人ですから40分です。13人いる会派は20人の会派は210分です。

 委員会に付託にならない即日採決される議案審議時間は本来の半分と申し合わせ事項でなっています。

 29日こなわれた議会運営委員会でのやりとりを紹介します。

 私が、今回の市長をはじめとする減給条例は市民の関心が高いので半分でなく規定の時間を保障すべきだと主張しました。
 唐創会のある委員からは「なっば聞くことがあるのか」「申し合わせがあるのでそのとおりにするべきだ」と真剣に執行部と向き合う姿勢でなく擁護する立場を明らかにしました。
 公明党の委員からも唐創会に同調の意見があり、結局申し合わせのに沿って半分の時間で質疑することになりました。

 議会運営は、議員の発言を抑制するのではなく、「言論の府」にしなければ市民から信頼される議会にはなりません。

 追伸
 私は、2006年11月に玄海原発対策住民会議など市民団体から出されていた「ヨウ素剤の分散配備を求める請願」が1年以上経っているのにいまだに結論がないまま店ざらしされていることを指摘し、「今議会中には結論を出すよう」に求めました。
 プルサーマルの特別委員長は「小委員会へ付託しているのでその結果を待ってから」と発言しました。

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日から3月議会はじまる

2008年03月02日 07時38分38秒 | Weblog
 明日3日から26日まで3月議会がおこなわれます。

 開会冒頭に市長は、元総務部長の汚職事件に絡んで市長を含む特別職の減給処分条例を出します。

 内容は市長が50%。吉本副市長が30%。吉田副市長が20%をそれぞれ4月から3ヶ月間減給するものです。

 部長をはじめとする職員も処分されていますが議案としては出ていません。

 ちなみに建設部長、減給10%3ヶ月で当時の建設管理課長。総務部副部長。税務課長が戒告処分。
 元財政課長。元建設管理課入札係長。財政係長。固定資産係長。固定資産係員が文書訓戒となっています。

 私はこの問題を、明日「説明責任を果たせ」と市長に議案質疑します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹木場消防団総会

2008年03月02日 06時47分30秒 | Weblog
 今日は午後から竹木場消防団の総会に呼ばれています。

 毎年この時期に全団員が集まって総会が開かれています。全団員による総会を開いているところは市内でも少ないということです。それだけ竹木場消防団が団員の団結を重視していることが伺えます。

 竹木場消防団がかかえている問題は「団員確保」です。若者が地域に住まなくなった問題があります。地域にいる若者はほぼ100%加入です。

 消防団は、地域の生命と財産を守る使命のほかに「地域の活力の源」でもあります。団員がいるところには子どもがいます。子どもがいるところは元気があります。

 いま、集落を維持できない「限界集落」という言葉が使われるようになりました。

 竹木場も小中学校を廃校にする計画や児童館(保育園)を閉館したいという話しもあります。農協の支店が廃止がきまっています。ガソリンスタンドが閉店になりました。路線バスに補助金を出して維持していますがいつまで続くかわかりません。

 効率主義が優先される場合もありますが、行政が率先してそれをやることは過疎化に拍車をかけるものです。

 地域の活性化を生むために、竹木場の学校で教育を受けたい子どもを受け入れができないのか。児童館を保育園に拡充して受け入れができないのかなどを地域と一緒に考える姿勢が行政には必要です。

 竹木場でも行政だけに頼るのではなく、攻めの発想で考え行動する、例えば「竹木場を考える会」などをつくる必要もあります。

 その中心がいま消防団に属している年代の人たちだと思います。

 地域づくりには「三つのもの」が必要だといわれています。

 地域のことを何時も考えている「ばかもの」
 情熱をもって行動する「わかもの」
 よそからのネットワークと情報をもつ「よそもの」

 70年代までは青年団がそれを担っていましたが、青年団が消滅したいま、青年の組織活動をしている団体は消防団です。

 消防団員の一人一人が地域の将来にロマンを語れる取り組みも期待したい。

 私も、この問題を3月議会で質問することにしています。

 
 


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン