こんにちは浦田関夫です

市議30年の経験から私なりの視点で発信していきます。

一般質問にまともに答弁しない市長

2008年06月12日 09時29分13秒 | Weblog
 昨日、一般質問を70分間おこないました。

 市役所汚職事件を重点に質問しました。質問の中心は、不正入札にに対する毅然とした唐津市の姿勢を求めたものです。

 唐津市は、「不正入札を認める」ものの、「市の指示でアナログ撮影に変えた」「成果品が納入されているので損害があるとは一概には言えない」とするものです。

 デジタルからアナログ撮影に変えた問題でも、変更を持ち込んだのはGIS九州です。それを、総務部長は、「業者からの提案だった。指示は市がした」と答弁しました。

 GIS九州の山口元社長の逮捕理由は「詐欺罪」(最終的には贈賄罪)です。はじめからデジタル撮影の意志はなく「アナログ撮影でするつもりだったので破格の安さで落札」したのです。
 それを「市の指示」とすれば、業者の肩を持つばかりか「税務課で1年間に及ぶ議論」デジタル撮影へ決定)を踏みにじることになります。

 「不正入札は無効」とする地方自治法・財務規則・契約書でも明文化されています。
それに沿った手続きを求めましたが、総務部長は「損害があるかどうか分からない」と答弁しました。

 3回の入札の内2回はほぼ予定価格の100%で契約しています。正当の競争原理がはたらかなままの入札でです。
 結果的に「割高な契約」となった認識は市にはありません。

 このことについて、市長に認識を聞いても私の質問にはまともに答えず、2回とも答弁書を読み上げるだけでした。

 その後、市長は自らの「市長選立候補」表明をしました。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ランキング

blogram投票ボタン