こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

自然の警告

2015年05月30日 05時38分27秒 | Weblog


 昨日、鹿児島県の口永良部島で爆発的な噴火が起きました。
全島民は無事避難する事ができたそうですが、爆発の噴火は、上空9000メートルにも達したといいます。まさに自然の力をまざまざと見せつけけました。

 最近の火山活動は活発化しています。
予兆もなく突然襲った、御嶽山の噴火は記憶に新しく、箱根の火山活動も注目されています。

 特に、鹿児島は活火山が多く存在します。
桜島、雲仙・普賢岳、新燃岳などが活発に活動しています。
九電は、川内原発の再稼働のために、「火山による危険性は低い」と評価しています。
規制委員会もそれを「追認」し、再稼働へ進もうとしています。

 福島原発の事故は、「危険性を指摘されながら対策を取らなかったこと」を各方面から指摘されています。「福島の教訓を活かし対策をとる」といいながら、「費用対効果(儲け)」だけが電力会社の「行動基準」となっているのではと思われます。

 巨大爆発は、未知の部分が多く、研究が十分進んでいないのが実情です。
火山学会は、昨年11月に「火山の影響評価規準を見直すよう」求めた提言書をまとめています。
今回の噴火は、川内原発再稼働について、「自然の警告」ともとれる出来事と思えてなりません。

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