こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

社員を大切にする会社が伸びる

2015年05月24日 07時13分08秒 | Weblog


  昨日は、12時から伊万里市議選の「ご苦労さん会」へ出席しました。
4年間のブランクをはねのけ返り咲いた船津賢次市議選挙で頑張ったみなさんが笑顔で喜びを分かち合い、来年夏の参院選に向けて、この勝利の力でガンバロウと賑わいました。

 その後、唐津市文化体育館で「9条の会」講演と総会に出席しました。
「世界の中の日本国憲法」について、佐賀大学名誉教授、9条の会佐賀県連絡会代表の講演を聞きました。
 総会では、来賓として「ポツダム宣言を読んでいない首相に国の舵取りは任せられない。今こそ、9条の理想を掲げ行動しましょう」とあいさつをしました。

 長野先生の話の一部を紹介します。

 300年以上続いている企業が世界に7000社あるといわれています。
そのうち、3000社が日本。2000社がドイツ。800社がフランス。米国は50社だそうです。
 企業が永続的に続く「秘訣」は、①社員を大切にする②地域貢献をする③利益は最後にする事だそうです。

 日本では、終身雇用が当たり前でした。長く勤めれば定昇や退職金も払われる「家族的な雰囲気」のなかでの会社経営をしてきていたものです。

 いまその、歯車が逆転しようとしています。その一つの例として、「シャープ」「ソニー」をあげて説明がありました。
 数々のヒット商品を生み出した大企業が倒産の瀬戸際にあるといわれています。
それは、利潤最優先のために、「成果主義」を導入、正規社員を非正規社員へ置き換えたことで、「技術継承」が行われなくなったのです。
経営者も「株価さえ上がればいい」との考えから目先の利益に走っているといいます。
 この動きは、一部の大企業だけではありません。国が主導して「生涯派遣法」「残業代ゼロ法案」を提出しています。

 会社は、誰のためにあるのか、それは「株主のためにある」のであって、労働者は単なる「モノ」としかめられないとする経営者(外国からの株主)が増えています。
「社員の首を切る会社は潰れる」「本物の時代が必ず来る」と結ばれました。

 資本主義の神髄である「われ亡き後に洪水来たれ」と自分さえ良ければ、後はどうなっても構わないという資本主義の終末を観るような気がしています。


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