昨日は、孫の高校受験祈願に太宰府に行き、帰りに福岡国際会議場へ行きました。
「さあみんなで歩みだそう。原発のない未来へ」を掲げて、九州玄海原発訴訟原告団の主催する催しに参加するためです。
会場の外は「出店」=マルシェと言うそうですが、賑やかな縁日のようでした。
会場は、満杯でした。
私が是非聞きたいと思っていた、城南信用金庫の元理事長の吉原毅さんの講演に間に合うことが出来ました。
吉原さんは、「信用金庫は、農協や生協と同じように、協同組合でありお金の暴走ではく、お金を通じて社会貢献」する事が理念のもと東日本大震災以降、震災地への支援活動をされています。
特に、理事長時代は「原発に頼らない安心できる社会へ」を宣言し、金融を通じて自然エネルギーや省エネルギーを推進され、それが現在も続いているそうです。
吉原さんは、「お金は世の中のために使うもの」という考えから「人を大切に、世の中を大切に」する思想で事業をされてきたことを話され、原発が、「安全、安く、無限のエネルギー」でないことが、福島原発事故で明らかになったにも係わらず、事実を見ようとしないのは「原発ムラ」の人々がいる。
その根底には、金儲け主義がある。将来の視点、大きい視点で日本経済を見るべきとも。
30~40年使った放射性物質を10万年以上も保管する場所もなければコストを考えれば原発は決して安く、安全でもない。だから、自然エネルギー支援をやっているとも。
とても示唆にとむ内容であっという間の1時間の話しでした。