福島第一原発から約5年。
避難対象地域から自主避難者に京都地裁は3000万円の損害賠償を東電に支払うよう命じました。
自主避難者へ、要求の一部とは言え裁判所が認めたことは画期的なことです。
国と東電は、被害額を低く抑えようと「自主避難者」への賠償を極端に少なくし、5年経過して打ち切ろうとしています。
一度原発が事故が発生したら、放射の汚染でふるさとを追われる、帰還できない事態が発生します。
それを、国と東電は一方的に「避難区域」と「それ以外の区域」と選別しています。
放射能の影響を小さく見せ、「帰還しないのはわがまま」といわんばかりです。
写真は、今朝の朝日新聞です。
もう一度、原発事故の恐ろしさを認識し直さなければなりません。