今朝の新聞で、安倍政権は今日にも「審議時間が30時間に達したので法案を採決する」と委員長の職権で決めたと報じています。
決めた法案が、犯罪を犯していない前の段階で処罰する「共謀罪」です。
安倍内閣は、東京オリンピックを控えて「テロ対策」だとしていますが、中身は「テロ」の文字すら出てこない法案です。
今でも、警察の国民監視は公然と行われています。
市民団体が、風力発電の設置に反対運動をしている人たちを警察が、関係者の学歴、職歴、病歴、性格、団体での役割など細かく調査し、電力会社に情報を提供していたことが明らかになっています。
大分の警察でも、先の参議院選挙で労働団体事務所の敷地内に無許可でビデオカメラを設置し、出入りする人を監視していたことが明らかになりました。
それが発覚しても警察は「通常の警察業務の一貫」と開き直っています。
それが、さらに公然または秘密裏に国民を監視する警察に強化されます。
戦前の「治安維持法」の再来にほかなりません。
次に安倍政権が狙っているのは、憲法改悪で9条を死文化にして、個人的人権の制約で政府の思うがままの政治です。
政府に異議を唱えるものは処罰するという「物言えぬ社会」をつくろうとしているのが安倍政権です。
一日も早く安倍政権を市民と野党の連合で退陣に追い込まなければなりません。
写真は、厳木バイパスの休憩所に設置されている「叶地蔵」です。
皆さんとご一緒に「安倍政権退陣」を叶えたいものです。