玄海原発3号機が7年ぶりに再稼働しました。
私も、議会中ではありましたが「再稼働反対」の意思表示のため玄海原発ケート前にかけつけました。
物々しい検問と警戒する警察官の多さにビックリしました。
私たちは、平穏に意思表示をしているのに、これまでにない警備の多さに国の圧力を感じました。
玄海原発のゲート前には、九州各地から集まって「再稼働反対」の声を上げていました。
原発を動かせば、使用済み燃料がでます。その燃料の処分も最終処分地も決まっていません。万が一の避難経路や避難に際しての「防災マップ」もつくられていません。
緊急時事態に対応する施設も「仮施設」で本格的なものはこれからです。
住民が指摘する事柄は何一つ解決されないままの再稼働です。
「世界一厳しい規制基準に合格したから安全」と再稼働しました。しかし、田中元委員長も更田委員長も「安全を保証するものではない。あくまで基準に合致しているかどうかを審査しただけ」と述べています。
九電は、利潤追求で住民の安全を後景に押しやっています。それを追認する政府や佐賀県、玄海町の姿に「これでいいのか」思ってしまいます。