95歳まで夫婦で生きるには年金だけでは足りないから「2000万円の蓄えが必要」と試算していた金融庁の「金融審議会の報告書」を政府として受け取らないことを決めたそうです。
7月の参院選挙への影響を回避する狙いがあると思われます。
選挙を有利にするために、政府の諮問機関がまとめた報告書を亡きものにするもので、アベ政治の「ご都合主義」というものです。
報告書は、「100年安心」と云いながら、年金が引き下げられていることを認めたものでした。
私の若いころは、年金は「60歳から受給」でした、それを信じて一生懸命働き年金も収めてきました。
しかし、いつの間にか「65歳から」になり、今では「70~75歳」とされようとしています。
これは、年金の支給開始年齢を本人の同意なしに先延ばしする「国家的サギ」ではないでしょうか。
年金だけで暮らせる制度にして欲しいものです。