一昨日の私の質問は、「原子力防災」について質問しました。
放射能被爆から、「甲状腺がん」の低減に有効とされる「安定ヨウ素剤」の事前配布について、「県や薬剤師会との協議はどうなっているのか」と聞きましたが、進展があっていません。
すでに「薬剤師会の協力を得て実施しているところもある」と指摘しても、「県からの連絡がないから」。
これでは、市民をどうやって守るのでしょうか。
安定ヨウ素剤の配布率が低い事について聞いたら「市民の認識が低いから」
と、責任を市民へ転嫁するものです。
玄海原発の重大事故での「避難所運営」については、運営主体は唐津市にあるとしながら「一週間は避難自治体にお願いする」というものですが、その話し合いは「年一回」のペースでおこなわれています。
「年一回」でどうやって、市民の安全安心を守ろうとしているのでしょうか。
少ない人数で、担当している職員は大変です。
だからこそ、原発を動かすことで利益をあげている「電力業者」の企業責任として人も物も借りて安全対策に臨むべきなのに、市は及び腰です。
「原発はすぐには事故を起こさない」との安全神話を彷彿(ほうふつ)させるやりとりでした。残念。