中国に香港の主権が返還されて23年目となる7月1日に合わせ中国は、反政府デモなどを取り締まる法律を成立させました。
返還後50年間にわたって約束した「一国二制度」が形骸化されることになり、香港は歴史的な岐路に立つことになります。
私は、国際公約である「1国2制度」を有名無実化する暴挙に強く抗議し、撤回を求めるものです。
立憲民主党の枝野幸男代表は、「普遍的な価値である政治的自由、表現の自由、民主主義を守る観点から大変危惧する。はなはだ遺憾だ」と表明すれば、国民民主党の玉木雄一郎代表は「返還時に中国が保証した香港の『高度な自治』を認める『一国二制度』を深刻に脅かすもので、市民の抵抗や国際社会の自制を求める声を無視して適用することについて深く憂慮する」との談話を発表しました。
共産党の志位和夫委員長も「香港での人権抑圧をいっそう強め、中国の国際公約である『一国二制度』を有名無実化する暴挙だ」と批判する談話を出しています。
驚いたことに、自民党は、党としての談話などは出していないことです。
共産党を批判する自民党が中国になぜ「遠慮」しているのでしょうか。
写真は、昨日の旧唐津火力発電所の煙突の撤去風景です。
手前の煙突は、地上から巨大なクレーンが伸びています。
奥の煙突には、タワークレーンが取り付けられています。