今日は、どんよりした天気で朝を迎え、霧雨が降っています。
夏に向かって「暑さ指数」(WBGT)という言葉をご存じでしょうか。
湿度、気温、日差しの強さの3要素で暑さを表す指標で、正式には「湿球黒球温度」(WBGT)というそうです。
「熱中症の危険度」を判断する目安として国際的に用いられ、日本では2006年より環境省が「暑さ指数」と称し、推定値をホームページで発表しています。
日本体育協会の運動時における指針では、指数21度以上で注意(積極的に水分補給)、25度以上で警戒(積極的に休憩)、28度以上で厳重警戒(激しい運動は中止)、31度以上で危険(運動は原則中止)と指針を示しています。
今年から、気象庁が熱中症への注意を呼びかける高温注意情報においても従来の予想最高気温に代わる発表基準として採用しているそうです。
環境省のHPによると
唐津市の、今日、明日、明後日と三日間の予報を見ることができます。
また、過去の記録も見ることができます。
唐津市が夏休みを短縮する7月22日から31日までと8月24日から31日までの18日間の「暑さ指数」を、最も猛暑だった2018年と2019年を調べてみました。
2018年の18日間で「危険ライン」といわれる31度が14日。
「厳重警戒ライン」といわれる28度以上は18日全てでした。
実に、100%が「厳重警戒指数」を示していました。
比較的涼しいといわれた2019年は、「危険ライン」の31度以上は9日でした。
厳重警戒ラインといわれる28度以上は12日でした。
約7割は厳重警戒の指数を示しています。
ここを少し細かく見ると、7月の10日間で9日が「危険ライン」の31度で、8月は「危険ライン」はありませんでした。
昨日は、梅雨の晴れ間に真夏のような太陽が照りつけていますが、これが連日続けば子どもだけでなく、お年寄りも含めエアコンなしには、夏は過ごせません。
唐津は8割の小学校でエアコンがない教室で真夏に勉強することを思うと熱中症が心配です。
写真は、環境省のhpで唐津の「暑さ指数」です。