75年前に、広島への原爆投下後に「黒い雨」が降りました。
これを浴びたことが原因で「原爆症」を患いながら国が40年前に「地域を指定」し、それ以外は一切「被爆者」と認めてきませんでした。
それを、広島地方裁判所は、「被爆者健康手帳」の交付を命じた判決を命じました。
しかし、国と広島県、広島市が昨日に、原告が「控訴しないで」という願いを踏みにじり控訴したことが今朝の新聞に大きく報じられています。
原告の皆さんは、長年の苦痛から、今度の判決をどんなに喜んだことでしょう。
それを控訴とは、この国の政府は、どこまで血も涙もないのでしょうか。
残念でなりません。
国は、「援護区域の拡大も検討する方針」ですが、時間の浪費に過ぎません。
なぜなら、具体的な道筋を示していないのです。
今年で被爆75年、残された時間は少ないのです。
写真は、トマトの枝を水に漬けていたら赤い実がつきました。
これが「水耕栽培」ですね。