西村経済再生担当相は、飲食店が適切な新型コロナウイルス対策を講じているかについて、「食ベロログ」「ぐるなび」などのグルメサイトを通じて情報を集めることを検討しています。
「密告制度に繋がるのでは」と批判が上がっています。
政府は、飲食店への改善指導につなげる狙いとしていますが、方針に従わない飲食店を金融機関や酒卸業者を通じて「圧力」をかけようとしたのと同様の手段のように見えます。
グルメサイトに、来店した「お店の名前と日時」を記入し、手指消毒やマスク着用の徹底、座席が1メートル以上離れているかなどについて、アンケート形式で情報収集するものです。
必要なのは、密告や取締ではなく支援ではないでしょうか。