こんにちは浦田関夫です

市民の暮らしを守るための活動や地域のできごとを発信・交流しましょう。

大きな配慮

2021年07月27日 05時30分26秒 | Weblog

 

  開会式で、選手入場の順番に、違和感をもたれた方も多かったのではないでしょうか。
 入場順位は基本、開催国の言語に即して決まります。
今回も「五十音順」で206カ国・地域で入場しました。
通常なら、「アメリカ」は序盤に入場すると思っていました。
英国が「え」で入場したので米国(べいこく)は、「は行」かと思われましたが、入場しませんでした。
アメリカが入場したのは204番目。205番目にフランス(2024年開催国)。最後に日本となりました。
 米国では、開会式が西海岸で午前4時、東海岸で同7時からスタートしました。
登場順番が遅ければ「視聴率が稼げる」と国際オリンピック委員会(IOC)は考え、順番を遅らせたものではないでしょうか。
米国が登場した時点で、すでに開会から2時間半が経過していましたから、西海岸では、6時半。東海岸では9時半となります。
 巨額な放映権を払う米テレビ局に、IOCは「大きな配慮」をしたものと思われます。

 写真は、玄関先の「グリーンカーテン」になっている、ゴーヤ、ファッションフルーツ、ウリです。

 

 

 

 

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不適切な資料で原子力防災訓練

2021年07月27日 05時19分13秒 | Weblog

 

昨年おこなわれた玄海原子力避難訓練で、不適切な資料が使われていることを今月25日付けの朝日新聞と今日の佐賀新聞が報じています。
 私も市の危機管理防災課から、当日使われた冊子(12面)を頂き、担当者に話しを聞きました。
冊子の表紙は、「原子力災害について」いうタイトルで、「原子力発電所は怖い!?」という文字が書かれ、広島の原爆投下当時の様子を白黒の写真のうえに、赤色で「×」を表示しています。
 写真は、広島駅構内で、横たわっている住民や広島ドームなど4枚を組み合わせています。
 担当者は、「原発と原爆の違いを強調したかったのでは」と説明しましたが、誰が作成したのかは「判らない」としています。

 冊子には、「原子爆弾との違いについて」と題して、原子力発電の場合は「少しづつ核分裂・小さなエネルギー・沸騰(水蒸気)」とし、原子爆弾は「一瞬の核分裂・爆発的エネルギー・爆発、破壊」と対比しています。
 しかし、原子力という「核の影響という共通点」には触れていません。

 「放射線を正しく知ろう!!」というタイトルでは、屋内退避の絵で、「遮蔽(しゃへい)できる」として、放射性物質が室内に侵入しないかのような表現となっています。
これでは、原発事故で放射能が放出しても「安全」ともとれます。
 これらは、昨年11月7日におこなわれた、原子力避難訓練の際、小川島小中学校で児童生徒、教師、保護者に、市職員が講話に使ったものです。
 朝日新聞の報道によると、広島県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長は、「原爆事故も核の被害という意味では共通している」と指摘し「核の被害の悲惨さを伝える写真が『原発は原爆と違って安全だ』というような逆の文脈で使われるのは納得できない」と語っています。

 この資料は、東唐津小学校と加唐島小中学校でも使われていました。

 

 

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