東京五輪・パラリンピック組織委員会は19日、雑誌で障がい者の同級生をいじめていた過去を告白していたことを問題視されていた五輪開会式作曲担当のミュージシャン小山田圭吾氏の辞任を発表しました。
理由は、過去の雑誌インタビューで学生時代に「いじめをしたことを反省もなく述べていた」ことです。
「いかなる差別も禁じる」としている五輪憲章を掲げるオリンピック、そして障害者アスリートの祭典であるパラリンピックの楽曲提供に、なぜ小山田氏を採用したのでしょうか。
理解に苦しみます。
オリパラの開催に世論が二分するなか、トヨタなどのスポンサーがCMの自粛や開会式へ参加取りやめなどが広がっています。
障害のある人や家族、関係者の多くの方が、今回の出来事でオリパラを楽しめない気持ちになったのではないでしょうか。