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安倍自公政権は、今国会を「改革断行国会」と位置づけ、農協解体へ踏み出み出そうとしています。
組合員から「農協を解体して欲しい」との意見は聞きません。
それより、「農協の支所を、ガソリンスタンドを残して欲しい」など、地域の拠点インフラ施設として、存続を望む声です。
農協は、全国隅々まで農家の生産資材から農産物の販売。金融から保険まで扱う「総合商社」的な面もあります。
金融や保険での利益を、農家の営農指導や福祉の分野に振り向けてきました。
このことによって「協同組合」として地域に根ざしてきました。
安倍首相は、「アベノミクス」の推進のためには、協同組合としての農協はジャマになると解体させるつもりです。
戦後、農民票で政権を維持していた自民党が農民を裏切った瞬間です。
「地方創生」といいながらTPP協定推進をしているのもその事例です。
写真は、40年ほど前に国営事業で「上場開発」がされたときに、和牛畜産団地が形成されました。
それを記念建立されたものです。
昨年、その土地を「太陽光発電会社」に売却した事により、公民館前に移設したものです。
これも、自民党農政の犠牲の産物であります。
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