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昨日は、唐津幼稚園100周年記念式典に出席しました。
唐津幼稚園は、明治45年(1912年)に婦人会の有志によって設立され、大正6年81917年)に唐津町立幼稚園として佐賀県内で初めての公立幼稚園がスタートして100周年を迎えまました。約1万人が卒園したそうです。
少子化のなかで、唐津幼稚園の存続について市議会でも取り上げられていますし、保育園の統廃合と併せて議論される事となっています。
稲葉継雄唐津市教育長は、「公立の100年がミソ(大事)」だと、公教育の重要性について触れられました。
坂井俊之市長は祝辞で、存続について「特別支援教育などで公教育の果たす役割は大きい。私は、存続されるべきだと考えています」と述べられました。
第6回の卒園生で、佐久間明さんは、100歳になられるそうですが、とてもお元気で近所の桑の実を失敬して食べて、先生に叱られたことを当時の様子を昨日のように話されました。
戸川忠俊さん(唐津神社の宮司)は、弟妹3人とも唐津幼稚園卒業で、父は育友会会長として「サンタさん」に扮して子どもを喜ばせたことを懐かしく紹介されていました。
幼児教育については、「費用対効果」について議論される向きがありますが、「公教育」が果たす役割は大きいものがあります。すぐに効果が現れるものでもありません。
長い目で、幼児教育の発展を見守る必要があるのではないでしょうか。
末永い存続を願い会場を後にしました。
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