米司法省は17日、昨年の大統領選でトランプ陣営とロシアが結託したとの疑惑を巡る捜査を統括する特別検察官に元FBI長官を任命し本格調査すると発表しました。
トランプ大統領の関与が焦点となります。
もし関与が明らかになれば、大統領の弾劾も予想されます。
アメリカでは、大統領が絶大な権力を持っていますが、それを監視する制度もあり、その制度が適切に機能しています。
安倍政権の元ではどうでしょうか、森友学園問題や加計学園問題では、「忖度」という言葉が出るように官僚は首相にひれ伏しています。
憲法に違反する法律はつくれないにも関われず、海外での武力行使を可能にする「安保法制」(戦争法)をつくりました。
内心の自由が保障されているにも関わらず「組織犯罪処罰法」(共謀罪法)を強行採決しようとしています。
安倍首相は、憲法の遵守義務(99条)があるにも関わらず、憲法9条に自衛隊を明記しようとしています。しかも「2020年までに施行する」と明言しています。
マスコミの世論調査でも「憲法9条は変えるべきではない」という世論は8割以上を示しています。
それでも自民党や公明党、維新の会から異論が出ない異常な事態です。
沖縄では、「基地のない沖縄」を求める県民の意思が選挙で何回も示されているのに安倍首相は「国と地方は対等な立場」と言いながら辺野古への新基地建設へ進めています。
日本には、憲法も民主主義も基本的人権も無いのかと思ってしまいます。
何でもアメリカの真似をする日本です。安倍首相も少しはアメリカを見習って欲しいもです。
今日は、「戦争法、共謀罪法案反対」のアピール行動を大手口周辺で午後5時から行います。
都合のつく方はアピール行動に参加しませんか。