昨夜、東京五輪の開会式の模様を深夜までテレビを見ました。
コロナ感染「緊急事態宣言」のさなかでの開催に賛否両論があるなかで開催です。
国立競技場には、「無観客での開催」に盛り上がりが欠けたスタートとなりました。
当初は、「復興五輪」を理念に開催に向け準備が進められましたが、東日本大震災の被災者からは「復興五輪は名ばかり」との声も聞かれます。
それもそのはずです、東北3県には「原子力緊急事態宣言」は10年たっても発令中なのですから。
開会中に、感染者がこれ以上増えず、無事に終わることを願うばかりです。
「普通なら開催はない」と専門家が語ったように、五輪の開会が強行されるもとでも、命を守ることを最優先にする立場を貫き、開会途中でも中止を決断して欲しいと思いながらテレビを見ていました。
思い切って中止の判断は、基本的人権と人間の尊厳をうたった国連憲章及び、人権保障の国際条約・取り決めにも合致するものです。