フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

パラノ的食欲

2020年03月21日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 川原泉のマンガに、「空の食欲魔人」がある。主人公の夫がカレーだったりきしめんだったり、1つのメニューばかり食べるパラノ的食欲の持ち主なのだが、うちの夫もそうである。
 結婚してすぐに彼が私に頼んだのは、「金曜日はカレーの日にして」ということだった。
 以来、カレーの具をちょっとずつ変えて毎週作り続けているのだが(シチュー、グラタン、ドリアも好きだと言うので、途中からそれらも混ぜてはいる)、カレーを作ると翌日の昼、夜もカレーになってしまう・・・。
「飽きない?」「全然」
 いや、私は飽きるよ。さすがに毎週じゃあ・・・。
 そんな彼、先日「1品足りないが、手をかけるのもなあ」と出した居酒屋メニューの「キャベツの塩昆布とごま油あえ」がひどく気に入ったらしい。
「明日も作って」「いいけど(簡単だから)」
 と、それ以来、毎夕食どころか、昨日などは休日なので、昼と夜にそれぞれボウルいっぱい食べた。
 飽きる・・・と、しそふりかけを混ぜたり海苔の佃煮を混ぜたり味変を試みるが、「どれも美味しいよ。でも、塩昆布とごま油だけでいいよ」むしろ、その方がいいんかい
 というわけで、買っても買ってもキャベツが足りない。昨日買ったばかりなのに今夜で使い切ってしまう。かといってキャベツだけのためにスーパーに行くのもなあ
 お向かいの家の畑には、冬越しのキャベツが3、4個大きく育っている。先週大根をくれたが、キャベツはくれないかな
 と、今週は犬の散歩に行くたびに眺めていると、「ポニョ、なんでもロックオンするのはやめてくれ」と隣で夫がおののく。いつもご近所さんの庭(つーか、空き地というか)で「あ、ふきのとう出てる。取らないのかねえ」「つくし生え放題じゃん。みんな珍しくもないから食べないんだねえ」とよだれを垂らして見るたびに、彼は「頼む、ロックオンしないでくれ~」と言って私(と犬)を引きずっていくのだ・・・。
 そもそも、おめーのパラノ的食欲のせいだっちゅーの(キャベツに関しては)。
 去年の秋、庭に試しに白菜とリーフレタスを植えたら、時期が遅くて白菜2つはとうが立ってしまって失敗したけど、3つは大きなおいしい白菜ができて鍋に重宝したし、レタスもサラダを作るときにちょっとずつ必要な分だけ収穫すると、めっちゃ新鮮で美味しかった。今年はもう少し面積広げてやるつもりだ。なので、春植えのキャベツを植えて、夏には収穫できるようにしようかな。それまではスーパーで毎週買わないとな!・・・つか、このキャベツメニュー、いつまで続くんだろう・・・
 

春の嵐

2020年03月20日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 今日は風が強かったですね~~。天気も荒れまくって、晴れ→雨→晴れ→雨→晴れ→曇り、合間に突風って感じでした。
 新潟の冬はとにかく天気の変化が激しくて、太平洋側のように1日中晴れるということはほとんどない。つーか、太平洋側の冬って、晴れが多くて乾燥しているけど、日本海側はどんよりが基本で湿度高い・・・。リフォームしたばっかなのに窓の桟のプラスチック部分にカビが生えてしまったただ、雪が積もってしまえば逆に湿気は減るそうだけど、あいにく今年は雪が積もらなかったので、本当かどうか確認できなかったなあ。
 昨日は義兄を連れて、ショッピングセンター内にあるソ〇トバンクへ行った。で、用事が済んでご飯を食べて駐車場へ向かう途中、その中にあるケーキ屋さんでトドさんの足が止まった。ショーケースにはイチゴのロールケーキが。おいおい!私への「いいこと」用に買うつもりか?!
「奥さん、ケーキいらない?」
「いらないってば」
「じゃあいいよ。オレは食べるから」
 ムムッ。どうしても買うつもりだな。しかし、それならロールケーキは避けたい。だって堂島ロール食べたばっかりだもん!
「じゃあ、シュークリームにしようよ」
「これがいいよ。イチゴいっぱいだよ」
 そのロールケーキは、表面にイチゴのスライスがびっしり貼られている。が、ワタクシの勘では、見た目よりイチゴの量は少ないと見た。それに、私はこのお店の米粉シュークリームを一度食べてみたいと思っていた。(5個セットでしか売らないので、今まで買う機会がなかったのだ)
「シュークリームより、ロールケーキの方がいいって」
 ええい、私が遠慮して安い方を選んだと思ってるな?そうじゃないんだけど、そう言っても「またまた、奥さんてば遠慮して」としか思わないんだろうなあ。
「はいはい、あなたの好きなもの買ってください・・・」
「いいこと」は明日じゃなくて今日に前倒しになったらしい。ま、いいけど。
 で、翌日の今日は、予定通り朝日酒造へ。この間在庫切れだった「香里音premium」(720ml 950円税別)を購入。そして、「高いよ~、一升瓶しか売ってないよ~」と先日諦めた「久保田 萬壽 無濾過生原酒」(9900円税別)を夫が購入。「オレ、日本酒は好きじゃないけど(新潟生まれとは思えない、ほぼ下戸な彼・・・)、これは美味しかったんや」私が先日試飲で買ったものを、彼にも1口飲ませてあげていたのだ。
「昨日、バキュバン(飲みかけのワインを真空にして保存するやつ)買ったでしょ?炭酸水用って言ったけど、ほんとはこれ用にしようと思ってたんや」
 確かに、一升瓶じゃあうちの場合、飲み切るのに時間かかるもんね。
 あとは瓶詰の貝柱味噌と、酒まんじゅう(結局また甘いものを買っている・・・)を購入。
 ショップにはまだまだ買いたいもの(日本酒入りケーキとか、リンゴ丸ごとバウムクーヘンとか、日本酒入りアイスクリームとか・・・。あ、菓子ばっかじゃん酒のあてもいっぱいあるんだけどな!)があるので、また来なくては。
「これで、あなたがほしいと言っていたものは揃ったでしょ。良かった良かった」
 生原酒、自分がほしいから、と言ってたけど、高くて無理~買わないよ!と言っていた私のために、そういうことにして買ってくれたんだろうな・・・。もしかして、「いいこと」はこの生原酒のことだったのかも。酒以外って、私が買おうとしていた香里音以外、という意味だったのかな。
 どちらにせよ、優しい夫に感謝。全く、私はいい人と巡り合ってよかったな!(こればっか
 

夫婦の呼称問題

2020年03月19日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 テレビで雛形あきこ夫妻を見ていた夫が、「うちと一緒だね~」と言った。全くだ・・・。
 夫の天野さんは、妻のことを「ママ~」と呼ぶ。雛形さんは夫のことを「坊ちゃん」扱い。なんとなく母子関係。
 ネットでどんな記事を読もうと、夫婦が「パパ、ママ」「お父さん、お母さん」と呼びあうことは推奨していない。私の子どもの頃は夫婦がお互いを名前で呼ぶことの方が珍しかったから、隔世の感だ。
 確かに、「パパ、ママ」と呼び合うと、お互いが夫婦であり男女である意識が薄れてしまう気がするし、だいたいもう子供もできないから、「パパ、ママ」と呼びあうことはないだろうな~とも思っていた。しかし、名前呼びはちょっと恥ずかしいぞ(年齢=彼氏いない歴の、筋金入りの非モテ人生だったからさ!)できればあだ名呼びはできないかな~。でも、前に子どもの頃のあだ名訊いたら、いまいちだったしな・・・。
 と思っていたところ、婚前旅行で行った温泉旅館、お風呂から出てきた私が見たのは、座布団を枕に、畳に横向きに寝っ転がっている彼。その姿は・・・まさに陸に上がったトド!
 私は爆笑。
「トドが・・・!トドが転がってる・・・!」
 今度から、あなたのことは「トドさん」と呼びます、と言った私に、「じゃあ、オレは〇ちゃんのこと何て呼べばいいの?」と口をとがらせて彼が言うので、「ん~、じゃあ、私のことはポニョと呼んでください」
 長らく「食べても太らない体質」と豪語していたワタクシだが、更年期に入ると体質が一転、何を食べても太るようになってしまい、それもお肉が全部下っ腹につき、ぽっこりお腹に。なので、いつも風呂の中で自分の下っ腹を眺めながら自虐的に「まんまるお腹の女の子」と歌っていたのだ。ポニョ・・・我ながらぴったりじゃないか。
 というわけで、それ以降「トドさん」「ポニョ」と呼び合うようになったのだが、問題は、私が猫、彼が犬を飼っていることだった。動物を飼っていると、どうしても動物から見た自分を「親」と意識しているので、私も猫に向かって「お母さんはね」と話しかけるし、彼も私のことを自分が飼っている犬のママ認識。犬に成り代わってメールを送ってくるときも、「ママ~!僕、こんなに大きくなったよ~」と写真にコメントを付けてくる始末。
 一緒に暮らし始めるとそれはもう顕著で、しかも彼はややマザコン。(まあ、男は基本そうだ)最初は「ポニョ」「〇ちゃん」だったが、だんだん「ママ、ママさん」が混じるようになってしまった。それもどうも、犬と同じ目線じゃねえか?という感覚がプンプン。まあ、いいんだけどね・・・。10年以上前に母親を亡くしてるし、子どもの頃から両親に冷遇されて十分甘えられなかったんだろうし、今、甘える相手ができたからそうなっちゃうんだろうな。
 
 昨日、「お義兄さんに言っておいて」とした件、今朝になって「オレ、やっぱりママに迎えに来てもらえると嬉しいな」と言い出した。こんにゃろう、昨日お義兄さんに言えなかったんだな。しかし、目尻を下げてニカニカッとしながらゆるキャラのような愛嬌のある顔で言われちゃうと、私も甘いので「しょーがねーな・・・」と行くことにした。
「行くと何かいいことあるの?」「あるよ~。明日」「明日?朝日酒造に行く予定でしょ?」「そうだけど、お酒以外にいいことあるよ」何を思いついたことやら。昨日やたらスマホを触っていたので、何か探していたのかしら。しかし、「ポニョには甘いものを与えておけば間違いない」と思い込んでいるらしいので、ケーキ屋につれていかれそうで不安だ。「ケーキは1か月に1回」と決めているのに、今月は結婚1周年だから特別、と食べ過ぎて自分史上最高体重を更新中なので、これ以上ケーキは食べないぞ!
 でもあの顔で「だってポニョが嬉しそうに食べているのを見るのがオレの幸せなんや」とか言われちゃうと、「いらないから!」とは言えなくなっちゃうんだよな~

結婚とは、もれなく家族がついてくること

2020年03月18日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 結婚して1年、同居を開始して7か月。日々、「ほんっと~にいい人と巡り合ったな!」と感謝(&自分の決断にご満悦)と幸せを感じるばかりなのだが、ただ一つ、夫への不満がある。夫自身というよりは、夫の家族(に対する夫の対応)への不満だ。
 今朝もそれで夫は私に怒られてしょぼ~ん「ポニョがボルテージ上がると、オレは辛いんや・・・」と見た目に反してとても繊細なので、あまり正論でガンガン責めちゃ駄目だとわかっちゃいるが、すぐに血が上っちゃうんだよな~。瞬間湯沸かし器だから
 婚活中に、意識はしていたんだよな、きょうだいリスク。そういう私自身も、独身の兄がいるので、傍から見たらきょうだいリスク有りなんだろうけど、取り合えず金銭的に独立してるし貯金もしている、DIYも機械関係も得意。若いときに一人暮らしも経験しているから、家のことが何もできないわけでもない。将来的に全面的に面倒をみなければならないことはない。地獄の沙汰も老後も金次第。何かあっても兄の金で何とかできるだろう、と思っている。
 夫と交際中、夫の家を訪問して、「やべえ・・・」とは思ったのだ。彼は「兄と同じ敷地に家を建てて住んでいる」とは言っていたのだが、まさか二世帯住宅とは予想していなかったのだ!
 親世帯と子世帯という二世帯住宅ならいいのだ。親はいつか死ぬ。そうしたら子世帯は空いた親世帯部分を賃貸に出すなり、自分の子供の住まいにするなりできるので、リスクは少ない。しかし、兄弟で二世帯住宅は、リスク以外の何物でもない・・・!!
 なぜなら、きょうだいの場合、将来生活水準の差、環境の変化(転職、転勤、引越し等々)が発生したときに、どうにも身動きできなくなったり、一方が金銭的負担を負うことになるからだ。何しろ家がくっついているので、一方がその家が不要になっても売って現金に変えることができない。リフォームしようとしても、一方にその余裕がないとそれもできない。結果、財産としての価値はなくなってしまい、逆に負債となってしまう。
 それなのに30年前、彼の両親は就職してまだ数年の独身20代、もちろん将来設計も分別も何もない次男に、なんでこんな家を建てさせたか?それは私は、両親が彼に、一生長男の面倒をおっかぶせて逃げられないようにしようとした意図があったに違いないと思っている。
 この地方だからなのか、田舎だからなのか、それとも両親(特に母親)の愛が偏っていたからなのか(多分全部。馬鹿な子ほどかわいい、というのもたいがいにしろ、と思う私だ)、私は彼の話を聞いていて、長男と次男の待遇の差に唖然とするばかりだ・・・。そしてそういう刷り込みを受けてきた彼の考えを「それはおかしいよ」「私はこう思うよ」と事あるごとに指摘し続けて、同居開始後はだいぶ「自分の家はおかしかった」ということに気が付いたようだが、やっぱり生来の優しさのせいか、ついついしなくていいことまで義兄のために働いてしまう。そのたびに「なんでそんなこと引き受けるの?!おかしいよ!」とエキサイトしてしまう私だ・・・。
 私が彼と結婚するにあたって、築30年、中越地震を経ているが修繕していない彼の家をリフォームしたのだが、義兄の家とは屋根と外壁が一体化している。屋根は数年前塗りなおしたというので手は付けないが、外壁をどうするかで私と彼との間で意見が相違した。私は外壁をぶった切って、自分たちの家の部分だけ貼り直す、彼は義兄のところも同じ素材で貼りなおす、しかも義兄はお金がないから自分が払う、というのだ。
「うちのところだけきれいになったら、近所の人にいろいろ言わるんや。弟なのに兄をないがしろにしているとか、嫁さんが意地が悪いとか。田舎はそういうところなんや」
 言いたい奴には言わせておけ!だいたいうちが負担する義理はない!と思ったが、そこはまだ猫をかぶっているワタクシ、「トドさんがそうしたい気持ちは大事だから止めないけど、予算とローンを確認してね?」とやんわり諭した。
 結果、負担が大きすぎて断念。そりゃそーだ、塗装じゃなくてサイディング貼り換えは高いぞ。しかも、義兄の家の方が床面積敷地面積壁面積とも、うちの1.5倍くらいあるのだ。とんでもない見積もりが出てきて、彼の頭も多少冷めたのであった。
 その辺りの話も婚活話の時にするかと思うのでここまでにするが、今朝の私の怒りの原因は、義兄に、スマホがおかしいので長岡のソ〇トバンクに連れて行ってくれと頼まれたので、明日私に会社まで車で送り迎えしてほしい(普段は自転車通勤)と言ったからだ。
「仕事が終わった頃、兄を乗せて会社に迎えに来てくれれば、そのまま長岡に行けて時間短縮になるでしょ」
 そういう問題じゃない。①スマホの故障なんぞひとりで行け。失業中で暇でしょ②百歩譲ってついて行ってやるとして、義兄は車を持っているんだから、自分で車を出してあなたを乗せていくのが筋。なんでうちの車でガソリン代使ってあなたが運転手するわけ?
 ということを、私は告げた。「だから、②をお義兄さんに電話しておいてね。朝は私が送っていくから。反論あれば言ってもいいよ」「あなたが言っていることは正しいです。オレはあなたに口答えはしないと決めてます・・・」いや、そんなこと決められるとむしろ困るんだけどな~不満が溜まっちゃうんじゃないか?
 こういうことがしょっちゅうあって、夫婦関係は大変順調なのに、隣に住む義兄が絡むとごたごたするのが本当に嫌だわ~わかっちゃいるけど、結婚って、相手のリスクも背負うことなのよね。でも、それを補って余りある人と結婚できたと思ってるので、後悔は全くないけどね!

 
 

ホワイトデーのお返し・その2

2020年03月16日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 翌日15日は、1週間前からの約束だった、新潟三越伊勢丹長岡店で販売される限定スィーツを買いに、朝9時半に出発。
「えー、このご時勢だし、限定って言ってもそんなに人なんか来ないよ」という私に対し、「田舎者の食への執着をなめるなよ。絶対並んでるって」と夫は主張。渋々開店時間頃に着くように家を出たのだった。
 私の目当ては「新宿高野のフルーツショート」と、「モンシェールの堂島ロール」、夫は「宮城県杜の館の窯出しチーズ」。
「そもそも長岡に伊勢丹があるなんて知らなかったわ~」
 それもそのはず、行ってみたら私のイメージの「駅ビルまたは自社ビル」デパートとは全く違い、幹線道路沿いの郊外店(ドラッグストアとか外食チェーン店とか100円ショップとか)が集合している路面店の中の1つだった。売っているものもいわゆるデパ地下の手土産、贈答を目的とした食料品と、通常1階で売っているハンカチや小物などのちょっとした贈り物のみ。なるほど・・・!ここにも「田舎あるある贈答習慣」が影響しているのだな!
 私が夫と付き合い始めてから今までカルチャーショックを受けた習慣の違いの一つが、「贈答習慣」だった。「え、必要ある?」「返すこと考えたらもらう方が迷惑だよ・・・」「そんな金掛けすぎって!」と思うことがしばしば・・・。もちろん名古屋だって、訪問時は手土産を用意するとか、お中元お歳暮の習慣は(範囲が狭くなったとはいえ)残ってるけど、こんなに頻繁に物のやり取りする?!世の中会社だけじゃなく、個人間でも虚礼廃止が流れだぜ・・・と、とても不可解。その代わり、家庭菜園の野菜をしょっちゅういただけてありがたいんだけどもちろん、旅行に行ったときは必ずお土産買ってお渡ししております
 閑話休題。夫の言うとおり、すでに開店していた店内には、「最後尾札」を持った店員さんが「こちらで整理券配付してまーす」と叫んでいた。まじか・・・レジ待ちにも最後尾札が。でも、「楽天うまいもの祭り」や「サロン・ド・ショコラ」の列に比べれば、たいしたことないわ!
 というわけで、私たちは目当てのものを全てゲット。いいけど、まだ家には「舟和の芋ようかん」と宮古島のバナナケーキが食べかけだった気がするが・・・?
「今日は、ポニョが欲しいものは全部手に入れてやりたいんや」
 まだホワイトデーは続いているらしい・・・。そのあと、新聞広告で見た「朝日酒造」(「久保田」で有名な酒蔵さん)の女性向けの新酒を買おう、と長岡市の本社にあるショップへ行った。あいにく酒蔵見学こそ中止されていたが、観光客や私たちのような地元民で結構賑わっていた。ちょうどこの14、15日に開催予定だった「にいがた酒の陣」が中止になったものの、そのまま新潟旅行に来てくれた人たちも混じっていたようだ。
 ショップで目当ての酒を探すが・・・ない。店員さんに聞くと、「新聞に出たおかげで売り切れてしまいまして・・・。明日再入荷予定です」とのこと。しょーがなくまた週末に来ることにして、私は500円で試飲しまくり。「にいがた酒の陣」の代わりに、と、どのお酒を(一部の限定醸造酒除く)何杯飲んでも500円でいいとのこと!酒粕と味噌に漬けた鮭を焼いたものとおかきも酒肴としてついてきた。なんて太っ腹な・・・
 こんな時、酒が苦手な夫と結婚してほんとーに良かった!と思う私だ(笑)これが酒好きのSちゃんと二人だったら大変だ。あ、もちろん友人が遊びに来た時には、私は運転手に徹しますよ・・・!
 

ホワイトデーのお返し・その1

2020年03月15日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 バレンタインデーの前に、「チョコ食べないからいらないでしょ?それとも何か欲しいものある?」と夫に確認したら、「欲しいものは別にないけど、え、何も無しなの?」「だって、去年のバレンタインデーのチョコ、結局旅館でほとんど私が食べたじゃん」「じゃあ、ポニョも半分食べればいいから好きなの買ってきて。何もないのは悲しいよ~」と言うので、「どうせ私の腹に収まるなら、金の無駄だな~。そもそも家計費から出すし!(←おい)」と思いつつ、イオンの特設コーナーで高級チョコレートを購入した。ま、自分が食べるならねー!
 バレンタインのチョコと言えば、名古屋の高島屋の「サロン・ド・ショコラ」は日本一の売り上げを誇り、私も毎年行って自分用(笑)に1つだけチョコレートを購入していたのだが、昨年は夫と1月に婚前旅行行ったため、何年振りかに(えーと、25年ぶりくらいか?!)義理チョコ以外で男性用に購入して持参したんだっけな。そういや、おととしのクリスマスはベルトを贈ったけど彼はクリスマスプレゼントという概念がなかったし(つまり、私は何ももらわなかった)、去年のホワイトデーも、彼からのお返しなかったな~結婚式直後、しかも家のリフォームの打ち合わせでバタバタしていてそれどころじゃなかったからいいんだけど。
 しかし、同居開始後は、いろいろ気の回る男に変身した彼。新婚旅行前から「結婚記念日なのに何もしてあげられない」(いや、旅行行くし)「誕生日なのに何もしてあげられない」(物はいらんからさー、と宮古島の高級レストランを予約したし)、とぶつぶつ言い続けていたものの、バレンタインから1か月経ったので、ホワイトデーなんて覚えてないだろう(つーか、知ってるのか?)と思っていた。が、14日は朝から「夜はご飯作らなくていいから」と言い出した。「え~、トドさんの好きな昨日のカレーがまだ残ってるよ。それ食べればいいじゃん」「じゃあ、それはお昼に食べる」「ま、いいけど・・・」
 というわけで、夜はわざわざ車で30分以上かけて隣の長岡市の回転すし屋に連れていかれた。
「ここはポニョが好きな白エビがあるんだよ。ポニョ、金沢の回転すし屋で白エビおいしいってたくさん食べていたでしょ」なんでわざわざ長岡まで来るのかと思ったら、市内に1軒しかない()回転すし屋はリーズナブルなので、あまり珍しいネタは置いていないからだった。
「今朝新聞のチラシ(どうやらスーパーのチラシを見たようだ。スーパーって、必ず特売とかメニューの提案を行事ごとに絡めてくるよね)でホワイトデーだって気づいて、先週ここのチラシが入っていたことを思い出して」そのチラシなら私も記憶がある。先月彼の親戚の告別式で上越市に行ったときに、親戚の叔母さんと入った寿司屋だなあ、長岡にも支店あるのか・・・、と思って見ていたのだ。
「で、ここに連れてきて、ポニョの好きな白エビを食べさせてあげようと思ったんだすっけ(←あ、これ新潟弁の語尾です)。オレ、ポニョがこうした、こう言ってた、とかちゃんと覚えてるでしょ」
 そう、彼は女性が喜んだり望んだりするようなことを知らないだけで、やる気はあるし、教えられればできる子(笑)なのだ!
 チラシを見るまでホワイトデーを忘れていたのはやれやれだし、イベントごとならイタリアンやフレンチの方がいいんだけどなあ、と思いつつ、それはおいおい私が教えれば次回は実行してくれるだろうと期待し、今回は彼のドヤ顔に感謝して、回転していない(新型コロナのせい)寿司を食べたのであった。

春ですね~

2020年03月12日 | トドとポニョの日常茶飯事in雪国
 いきなり前回記事から4年が経過してしまいました・・・。お久しぶり、ではなくてもう、初めまして、ですな。しかも私のプロフィールも実は「名古屋市在住独身会社員」から「新潟県在住専業主婦」に変わっております。
 この4年間のことはおいおい追記していくとして、とりあえず世間は新型コロナウィルスの話しかしていなくて、お腹いっぱい。そんな話はテレビとネットニュースでさんざやってますので、私がやってもしょうがない。したくもないし。というわけで、特に何もない私の近況など。
 近所のイオン(と言っても徒歩20分)までウォーキングがてら買い物に行くと、家々の庭先や空き地、街路樹の足元の土から、球根が芽を出しまくっておりました。クロッカスもあるけどほとんどはたぶん水仙。もう咲いているのもあります。初タンポポの花も1輪だけ見かけました。早い・・・うちも庭を整備したら、球根植物を植えたいな。忘れたころにちゃんと再生する姿を見ると、春の訪れを強く感じられてとてもいいよね。(あまり世話しなくていいしな(笑))
 今年は記録的な雪不足で、市街地に住んでサラリーマンしている分にはありがたいけど、雪国の経済は雪前提で回っているので、観光業、除雪業、農業、あらゆるところでマイナスの影響が出ております。コロナウィルスも加わって踏んだり蹴ったり。秋に楽しくワイン祭りで酔っぱらいまくった記憶も新しいのに、今年の米と野菜と果物とワインの出来が気にかかります・・・。まあ、それよりコロナ不況で夫の給与が減らないかが気がかり。リフォームローンがのしかかる・・・。
 やっとこさ確定申告書を夫と自分の分と作成し終わったので、明日税務署へ提出してくるつもり。(申告書自体はさっさと出来ていた。しかし、添付しなければならないリフォーム業者の書類が遅れに遅れ、こんな時期になってしまったのだ)天気さえ悪くなければまたウォーキングがてら30分かけて行ってくるかな。引きこもりOLが専業主婦になると、まじで家から一歩も出ないから、足が退化しそう。おかげで運動不足で(まあ、更年期や病気の影響もあると思うけど)月に1キロ体重が増えていくという恐ろしい状態が続いております夫は「ポニョがポニョっても気にしないよ~」と言いますが、ポニョどころかトドになったらさすがに文句を言うに違いない!そのまま受け取ったら危険だ