人間はパンツをはいたサルだそうだが、24時間穿いているわけではなく、脱ぐこともある・・・。
またもやびろうな話題で恐縮です
連休前、Gちゃんとねずみの国へ行ってきました。(私信:沖縄じゃないよーん>nao.ちゃん)Gちゃんは会社の早期退職制度に応募して、現在プー。家にこもってばかりいては精神的に良くなかろうと、遊びに誘ったわけです。
新幹線の中での話題がついつい健康問題になってしまいがちなのは、わたしらがもう若くないせい・・・。
先日ご飯を食べに行ったときに「胃腸風邪で2週間ばかりダウンして、痩せた」と言っていたのだが、実は風邪のせいだけでなく、その前まで自律神経失調症の薬を飲んでいたのだが、それをやめたせいだとぷりぷり怒っていた。
「あとから考えてみると、あの程度の症状であんな強い薬飲む必要あったのかも疑問なのよ。ネットで調べたら、徐々に減らしていかないと反動が強いって書いてあって、なのに1段階減らした期間はあったけど、そのあともうやめていいよって医者がやめちゃったんだよね。え、1段階だけでいいの?って思ったんだけど医者がそう言うからしょうがないじゃない?そしたらめまいや脱力感がひどくて、起き上がることもできなくなったのね。それに風邪が加わって、体重7キロも減って、経過観察で一回j来るように言われてたからこの間医者に行って、そのことを話したら、『薬をやめたせいですね』ってけろっと言うのよ!わかってたなら、『こういう症状が起きるかもしれませんよ。そしたら来てください』とか言っておくべきじゃない?こっちはあんなに苦しんだのに!」
だと・・・。同じことが私も先日あって、今ホルモン注射を受けているのだが、ずっと不正出血が続くので心配になって医者にそう言ったら、「あー、別に心配いりませんよ。じゃあ、次回から注射はやめて、薬だけにしましょう」と言われた。ホントに心配ねえんだろうな?!と不審に思いつつ、ネットを見ていたら・・・「黄体ホルモン注射による治療の場合、不正出血が起こりがちです」って書いてあった。おいおい!だったら最初っからそう言っておけばこっちもいらん心配しなくて済んだだろうがー!と怒髪。全く、医者ってヤツは!!
で、話は戻るが、その日朝から私はなんとなく微妙な場所(笑)が痛かった。痛いといってもたいしたことはなく、時々痛む場所だったので、いつもより感じるなーくらいに思って、無視してねずみの国を満喫していた。
タワー・オブ・テラーは怖いっすよ・・・叫びまくりですよ・・・。隣りに座った7、8歳くらいの女の子が落ちていくときにも一言も声をあげず、平気で降りていったのにはたまげたな・・・。地底探検では、「幸田さんの笑い声しか聞こえなかった・・・」とGちゃんにボソッと言われてしまった。ごめん、うるさい女で!(笑)
そんなこんなで9時過ぎまで遊んでいたのだが、だんだん痛みが強くなってきて歩くのがつらくなっていたので、これはまずいかなーと思いつつ、ホテルへ。風呂に入って、これだけ痛ければ患部がわかるだろうと(いつもぼやーんとした痛みなので、今まではどこが痛いのか自分でもはっきり特定できなかったのだ)、指で押して確かめていたら・・・
「ん?しこりがある・・・」
びみょーな場所の(公共の場では口に出せない・笑)右奥に、小指の先ほどのコリコリしたものがあり、触ると痛い。
「これだ。しかし、これ・・・まさか、ヘルニア?」
そけいヘルニアはよく聞くが、こんな場所にも出るものかどうか、よくわからん・・・。しかし、前から私は自分が臓器下垂じゃないかと疑っていたので、そうだったらヤバイ、と思った。
(えーと、ヘルニアだと手術だよな。入院は1週間くらいか。手術はメッシュプラグ法を希望だぞ!手術給付倍率は20倍・・・10万円か)
手術法や、自分が契約している医療保険の給付金額まで頭に浮かんでしまうのは、職業病だろうか
(来週に手術すれば、コミケに間に合う!)
と思ったのは、哀しい腐女子のサガ・・・。
それにしても、ヘルニアと言えば聞こえがいいが、脱腸と言うと途端に失笑されそうだよな・・・。
「Gちゃん・・・もしかしたらヘルニアかも・・・」
「えーっ」
翌日はアーリーエントリーして新しいアトラクションのファストパスを取るつもりだったが、それどころじゃない・・・。できればなるべく長く横になっていたい。これ以上飛びだして、壊死でも起こしたらマズすぎる!
というわけで、翌朝はぐだぐだと10時近くにチェックアウト。小指の先ぐらいだったしこりは、朝にはピンポン玉よりちょっと小さいくらいにでかくなって、場所もますますびみょーな場所に飛び出してきた。穴が(どこのだ)狭くなっちゃってるぞ。しかし、激安ツアーのため、新幹線の時間変更がきかない。それに、買ったパスポートがもったないじゃないかああ!!(ケチくさいな!)
立っているとますます出てきそうなので、アトラクションに並んでいるときも股を締めるため(爆)フラミンゴのように片脚立ちの、まぬけな姿のワタクシだった・・・。
なんとか時間までねずみの国でだらだらすごして無事新幹線に乗ったものの、Gちゃんを元気づけようと誘ったのに、却って心配かけることになってしまってガックリだった。
帰宅してから姉に電話。
「入院したら、猫を頼む・・・」
「まあ、いいけどね・・・。どこの病院行くつもり?」
「土曜日にやってるのは駅前のヤブしかない。市民病院は平日午前しか外来やってないんじゃ」
全く、勤労市民は来るなってことか?私らが市民税払っとるのにー!
「ヤブだとわかってるなら行くのやめなさいよ。あそこ、うちの会社の従業員も脳溢血で担ぎこまれたけど、たいしたことないって最初言われたのに、1週間後に死んじゃったからね」
「でも、家から近いからすぐ入院してすぐ退院できるし・・・。死ぬような病気でもないし」
「まあ、いいけどね・・・」
で、昨日病院へ。市民病院が休みだから、混みこみだ。2時間待たされる。外科は若いにーちゃんだった。
「ヘルニアだと思うんですけど。股間にしこりがあって」
「じゃ、見せてください」
どうでもいいが、カーテン1枚向こうでは、おっさんが寝て点滴打ってるというのに、パンツを脱いで股をおっぴろげる羽目になるワタクシ・・・。今年行った歯医者以外の病院では、パンツ脱いでばっかだ。今年の運勢は「健康運:下半身に災難あり」なのだろうか・・・。
「ここですか。(と触りつつ)ヘルニアって、なるところ決まってるので、ここは違うと思いますよ。多分ふん粒に細菌が入って、炎症起こして腫れてるんだと思いますよ」
「はあ・・・そうですか。そけいヘルニアは聞いたことありますけど、それ以外は聞かないですもんねえ・・・」
「根本的には切って取るしかないですけど、場所が場所ですから、生活に支障が出ますので、炎症を抑えるだけにしましょう」
生活に支障・・・それはナニができないということですか?と思ってしまった私は、普段エロ妄想のしすぎなのであろう・・・。要するに、手術後はガーゼ当てたりするから、風呂も入れないし排尿も困る、ということだ。
というわけで、ヘルニアじゃなくて手術しなくて済んだーと姉やGちゃんに報告したものの、やはり腑に落ちない・・・。ネットでヘルニアを調べてみる。
すると、こんなところにはできないと医者は言ったが、あるじゃねえか
『会陰ヘルニア:骨盤底から骨盤隔膜を通じ脱出し、広義の会陰部に現れます。中年以降の女性に多く、脂肪腫と鑑別する必要があるが還納性であることが多いです。
A) 前会陰ヘルニア:浅会陰横筋の前に出現し、前膣ヘルニア(前膣壁に出る)・後膣ヘルニア(膣後壁に出る)・陰唇ヘルニア(大陰唇に出る)があります。 』
おいおいおい!ぴったりじゃねえかよ!しかもあの医者、ふん粒(脂肪腫の1種)と判断しやがったしな。
だってさー、いくら炎症起こしたからって、1晩でここまで大きくならないだろ?それに炎症、つまり化膿してるなら相当痛いと思うが、長時間立っていたり、強く押さない限りほとんど痛まないし。
こ・・・この、ヤブめーっ!
・・・いやいやいや、まだ誤診だと決まったわけじゃない・・・けど、連休明けたら別の医者に行こう。還納性があるってことは、また引っ込むこともあるのかもしれないが、どっちみち靭帯の穴が塞がるわけじゃなし、ヘルニアって、重いものを持ったり長時間歩いたりして腹圧がかかると飛び出しやすいんだから、夏コミ行ったら飛び出るに決まってるじゃないかー!(重い荷物を持って長時間歩き回ります・・・)
お、お願い・・・手術するなら早く・・・!夏コミに間に合いますように!!