フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

凝るのは肩だけで十分じゃ!

2008年08月27日 | 実録!生保でワーキング~

 今週末、某団体で保険事務担当の人たちを集めてセミナーを開くという営業のI氏。プロジェクターを使用するというので、その資料をパワーポイントで作成した。
 このI氏、めちゃくちゃ凝り性で、パンフレットを作るときも図やらイラストやらを多用し、どんどん資料が増えていく。それを見るたび、「こんなん客は全部見ないよ」「もっとシンプルにしないと」と思っていた。
 制度も変更して複雑にしたがって、某団体について最初に「こういう風に変更したいんだけど」と相談されたとき、「こんなん誰が毎月の保険料計算するの?」「団体のHさんがやってくれるよ」「やれないって。絶対間違える」「オレが面倒見るから」「Iさんが転勤した後任に、いい加減な営業が来たらどうすんのよ。やってくれると限らないじゃん。それに本社の保全だってこんな過去歴わかんなくなるようなやつ、いやがるよ」「いや、今もう保全に提案出してるから」「やめといた方がいいと思うけど。ま、私が担当の団体じゃないからいいけどさー(←無責任・・・)、今後私が担当したらやだよ」などという会話が交わされた。・・・案の定、本社からも却下され、事務担当のGちゃんともども胸を撫で下ろしたものだ。
 というわけで、セミナーのために彼が作った資料は70ページ。プロジェクターで映すだけと思っていた私は、彼の「金曜に200部搬入しなきゃいけないんだよねー」の言葉に唖然とした。「印刷するのかよ?1枚に2ページ分印刷するとして、35ページ×200=7000枚・・・?」事務用品経費がすでにオーバーもいいところの状態だというのに。いやいや、それよりプリントアウトするのに何時間かかると思ってるんだ!うちのプリンターは両面印刷もできないし、高速印刷もできんのに・・・!
 私は簡易印刷機を使用すれば、7000枚なんぞあっという間だと思ったが、凝り性の彼の資料は細かな網掛け、グラデーション、写真がいっぱいで、潰れて読めなくなってしまう。せ、せめて紙節約のため手差しで両面印刷しよう・・・と思ったが・・・最初のうちは調子良かったが、そのうち給紙で詰まって何度やり直してもできなくなった。・・・酷使し過ぎか・・・
 仕方なく、泣く泣く片面印刷に変更したが・・・200枚を指定しても、「プリンタードライバにエラーが発生しました。印刷を中止します」のメッセージが出て、中途半端な枚数で勝手に出力を終了してしまうように。なんで?今まで使っていてドライバエラーはないだろう!紙が詰まってるわけでもないし、ちゃんとプリントできてるじゃん!?
 ・・・多分酷使し過ぎなんだろう・・・プリンター、壊しちゃったかな・・・?一晩休んで明日調子戻ってるといいけど・・・
 ううう、こんなことなら最初から片面印刷にしとけば良かった。そしたら少なくともページのセットは必要なかったのに・・・!(両面印刷するつもりだったので、片面だけ全部印刷したのだ。そのためソートかけられなかったのだ・・・)
 そもそもI氏の資料が無駄にページ数が多すぎで、やたらイラストだのグラフだの凝りすぎなのがいかんのじゃー!!制度説明だけならもっとシンプルに、要点だけまとめやがれ!
 今まではI氏の団体を担当していなかったので、口出しは最低限に抑えてきたが、9月からは担当替えで彼の最大団体を私が担当するから、ガンガン突っ込んで資料はシンプルに、少なくさせるぞ~~~!

 


よくあるパターン「もしもし、M生命?」

2008年06月26日 | 実録!生保でワーキング~

 うちが使っている電話回線の中に、どうやらもとM生命の電話番号があるらしい。なので時々「M生命ですか?」という電話がかかってくる。昨日もかかってきたよ・・・。
 プルルル・・・
 「ありがとうございます、A生命保険、幸田でございます」
 「M生命さん?」
 「違います、A生命ですが」
 「故人の遺品を片付けてきたら、証券が出てきたんだわ」
 「(うちの保険もあったんだろうか・・・?)証券番号はおわかりになりますか?」
 「○○○・・・」
 「(最初の一桁目でもう、うちのじゃないってわかるよ・・・)申し訳ございません、当社の保険ではないようですが、それはM生命の証券ではありませんか?」
 「そうだけど」
 「(うちはA生命じゃって言っとるだろーが!)M生命の保険については当社ではわかりかねますので、M生命にお訊きいただけますか?」
 「じゃあM生命の電話番号教えて」
 「(知るか、そんなもん!)こちらではわかりませんので、N○Tにお尋ねください」
 「N○Tって、何番?」
 「・・・104です」
 「あ、そう」ガチャン。
 私はN○Tのオペレーターか!
 別にM生命だけではない・・・よく間違われるのはアヒルのA社だ。
 プルルル・・・
 「ありがとうございます、A生命、幸田でございます」
 「○○会社の経理ですけど、○日に引き落とされてる保険料の金額がおかしいんだけど」
 「金額が?お調べ致します、証券番号はおわかりになりますか?」
 「わからないんだわ。前任から引き継いだばかりで」
 「さようでございますか」
 ・・・と、さんざん調べるが契約が見つからない。
 「申し訳ございません、ご契約が確認できないのですが、当社の電話番号は何をご覧になっておかけいただきましたか?」
 「名刺があったからかけてるんですけど」
 訊くと、その名刺は別の営業所のものだったが、そこへかけたらやはりわからないということで、法人契約だったらうち(法人営業部)でわかるかもしれない、とうちの電話番号を教えられたのだという。くそう、N営業所め!
 「引き落としている保険会社名は何になっていますでしょうか。通帳でご確認いただけますか?」
 「A生命ですよ。証券だってあるし」
 「(あるならそう言え!)恐れ入りますがその証券をちょっと見ていただけますか?証券番号と保険会社名が印刷されているはずですが」
 「ア○○カンファ○○○生命保険」
 ・・・お”い”違うじゃないかよ!何見てるんだ、この節穴め!
 「申し訳ございませんが、通帳で保険会社名を今一度ご確認いただけますか?」
 「・・・あれ。ア○○カンファ○○○だった」
 「・・・申し訳ありませんが、当社の保険ではないようですので、A社にお電話していただけますか?」
 「じゃあ何でおたくの名刺があるの?設計書もあるよ」
 「(知るかよっ)おそらく当社の者がセールスにうかがって置いていったのではないかと思われますが・・・」
 「そういえば先週来てたわ。おたく、A社の電話番号わかる?」
 「(知よ!)わかりかねますが」
 「あ、そう。じゃあいいわ」
 ・・・こんなのが経理やってる会社って・・・大丈夫か・・・?30代くらいの男だったけど。
 それにしても違う保険会社に電話してきて、どうして他の保険会社の電話番号をしゃーしゃーと訊くのかね?君たち、間違い電話して、間違えられた相手に「じゃあ、○○さんの電話番号教えて」って訊いてるようなもんだぞ?おかしいとは思わんのかね・・・?