フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

リボーン・オンリーに行ってきました

2008年02月11日 | オタクな日々

 昨日は東京の「リボーン!オンリーイベント」に行ってきた。ケチって夜行バスで行く予定だったが、橘の体調不良により急遽朝の新幹線で行くことにしたので、キャンセル料取られたんだけど・・・橘が払うと言ったのでまあいいか。
 イベントは待機も建物内だったし、ちょうど開場時間に着いたのでスムーズに入れて良かった。その代わりパンフを見る暇もなく、外周サークルのみ場所チェックして突入。配置図がカップリングでゾーン分けしてあって、ありがたい・・・。ヒバリ受けだけ全サークルしらみつぶしにまわるのだー!(ただスペースナンバーは普通に50音順か、アルファベット順にしてほしいよ・・・。わかりにくいって、Pasta1とか!)
 イベント前に妄想高じていきなり山ヒバにはまった私・・・。やはり年下攻めの方が好みなのか?!ディノヒバも年の差カプでいーんだけど、年下攻めにはかなわないのだ!病深いな・・・
 というわけで、またもやあちこちのサークルで大人買いしまくり・・・あああ、ばかばか、私のばか!・・・毎日「幸せってなんだっけ・・・」とか呟いているくせに、イベントの後は「ああ・・・うちに帰れば山のようなヒバリ受け本を読めるんだわ・・・幸せ・・・」とうっとりしてしまう。安い幸せだな、私! 
 


衝撃!薪さんの「秘密の私生活」!

2008年02月11日 | オタクな日々

 薪さん・・・!相手は誰なんですか!しかもそれは男ですね?!(だって目隠ししてHって・・・女とやるときにそれってあんま考えられない・・・。まあ、やれんこともないけどさー、薪さんはマグロで女の方が積極的とか・・・手探りだけでするとか・・・)でもあの会話から推測すると、H前に男に目隠ししてくれって女が頼まれてさー、しかもその理由が「何も見たくないから」って・・・おいおい、普通の女はこんなこと言われたら、怒って帰るね!「私の体や顔が見たくないってことなのー」ってさ・・・。だから相手は絶対男!あああ、薪さん・・・。そんな相手に安売りしないで、いっそ青木と・・・!!(←おいおい
 ・・・いきなり興奮していて失礼しました・・・。やっと姉が最近購入した本を昨日持ってきまして、今日その中にあった清水玲子の『秘密 4』を読んだんですな。そこでショーゲキのシーン(あの薪さんがHを・・・!)がありまして・・・。
 人前で眠るのが怖い(うっかり秘密を寝言で言いやしないかと)ほどの薪さんなので、究極の自分自身の秘密であるHなど拒否してると勝手に思っていたので、びっくりですよ。しかもどう考えても相手は男・・・!はーっ、親友の鈴木を射殺してしまったというトラウマに捕らわれているのはわかっていたけど、彼によく似た青木へのこだわりぶりから想像・・・妄想するに、薪さんは鈴木が好きだったんじゃないの、と思っていたのですが、この巻でますます確信してしまいました。だってー、青木が自分が囮になると言い出したときの薪さんの「そんなに 青木 そんなに」というモノローグは、「そんなに雪子が好きなのか」に続くと思うんですよねー。
 読者側から見れば青木が雪子に拘るのは、彼女がウィルスに感染してるんじゃないかと危惧していたからだったり、仕事に命を懸ける彼女への尊敬と、そんな人を死なせちゃいけないという使命感だったりだとわかるんだけど(まあ、美人で気が強くて、仕事にはプロフェッショナルで有能で、というところに惹かれてるところもある・・・けど、それって薪さんに惹かれている理由と一緒じゃん。青木・・・おめーの好みはそれかいっ)、薪さんはかつて「実は好きだった親友がそういう雪子に惹かれていった(自分は彼に選ばれなかった、彼の心を得られなかった)」という経験をしているから、その親友に似ている青木が雪子に惹かれても当然だと無意識に思い込んでいるわけですよ。
 エピローグの「特別編」では、薪さんがああまで隠そうとしている「秘密」が、自分が上の圧力で、事件の真相を闇に葬ってきたこともあること、そして「第九の仕事や薪さんにあこがれて」入ってきた青木にそれを知られて軽蔑されたくないこと、さらに「言ってはいけないこと」という独白の次に、青木が雪子に「仕事をやめないでください」と説得している場面が描かれているのだが(薪さんにはその会話の内容は聞こえなかった)、その2人をずっと見ていた(彼的には盗み見)彼の感情──青木への気持ちであることと示唆されている。2人の会話の場面に彼が正義をまげなければならなかった事件の真相が重なってくるという表現によって、かつての鈴木と雪子のように惹かれあっている、青木と雪子の気持ちに自分は気がついたのに、自覚のない2人には教えてやらず、彼らの仲の進展を阻んだことや、青木に惹かれている気持ちや、青木に軽蔑されたくないという気持ちが、薪さんの「取り返しのつかない秘密」であると。泉鏡花の『外科室』の夫人の科白「このくらい思っていればきっと言いますに違いありません」と同じくらい、薪さんは「青木を想っている」のだと。
 腐女子としては朴念仁の青木の薪さんへの気持ちが、尊敬や認められたいというものから、薪さんの弱さや苦しみを知って、守りたい、に変わって、更に愛に変わってほしいなーと思うのですが、ま、あのボケっつーか無神経(いやいや、常識人だから、薪さんへの気持ちが尊敬だけでないことに気づくことはなさそう、という意味で)ぶりでは無理でしょう・・・。薪さんも愛した相手を殺さねばならなかった(彼に殺されることもできなかった)というトラウマのせいで、青木への感情を認めて表現することはできなさそうだし。ただ、青木の存在が少しでも薪さんを変えていって、苦しみを和らげるように作用してくれればいいなー、せめてそういう関係になってくれればいいなー、と(腐った私にしては珍しく)思っております。・・・いや、だって、清水さんから『輝夜姫』という大どんでん返しを喰らったトラウマが私にはあるので、最初から期待はしませんよ・・・!