フルール・ダンテルディ

管理人の日常から萌えまで、風の吹くまま気の向くまま

C○peta最終巻~感想という名の妄想~

2013年05月19日 | オタクな日々

 ナオミに「おまえはオレの分身だ」と言わせ、秦さんに「あたしと付き合って」と告白させておきながら、ノブに向かって「(おまえは)最高のマネージャーだよ!」とちゃーんとフォローを忘れない!カペタ・・・この小悪魔・・・いや、マジ悪魔だな・・・!(世間的な)正妻:秦さん、秘密の心の恋人ナオミ、そして「糟糠の妻」ならぬ糟糠の愛人兼マネージャー:ノブ・・・ううう、ノブが気の毒でならない・・・が、カペタが一番愛してるのはノブだと思うので(はい、突っ込まないで!ここは腐女子のブログですよ!そのためにタイトルが検索で引っかからないように「○」入れてますよ!・・・まあ本文で引っかかっちゃうんだろうけど)、ノブは不満じゃないんだろうなー(そこがまた気の毒というか・・・)。
 でもね、ノブもちょっとは恋のアバンチュール(・・・)を楽しんでもいいと思うの!以下、超妄想です・・・。突っ込み不要!つーか、「またか・・・」とスルーしてやってください・・・。

 大学在学中にマネージメント会社でバイトし始めたノブは、卒業と同時にマネジメント会社を作って独立する。もちろんカペタのユーロF3参戦には間に合っていないので、まずは無名のプロ・スポーツ選手のマネジメントなどから始める。そんな彼を支援してくれたのが、バイト時代に知り合った、若くしてIT会社を設立し、今や世界有数の資産家となったブラドリー(仮名。・・・今、新聞記事から適当に拾った名前)。彼はノブの会社に出資し、選手のスポンサーにもなってくれたり、また顔の広い彼は、ノブの人脈作りにも協力してくれていた。そんな彼とノブはプライベートでも親しくなっていく。やがて会社の経営も軌道に乗り、とうとうF1入りするカペタとマネジメント契約を交わし、すべてが順調に進み始めたある日、ノブは彼に「君と出会った時から私は恋に落ちていた。私の恋人になってくれないか?」と告げられる。自分は経営者として君に投資したのだから、そのことは気にしないでほしい、君の正直な気持ちで答えてほしい、と口説かれ、悩むノブ。なぜなら彼も、努力と才能に溢れ、紳士的でハンサム(ここ、重要ノブは面食いだ・・・)なブラドリーに、少なからず惹かれるものを感じていたのだ。それに、カペタが先日秦さんと婚約したことに、ノブ自身気がついてはいなかったが、気持ちが動揺していた。
 契約を交わした夜、ようやく互いの夢がかなったことに高揚した二人は、初めて口付けを交わした。それは友達同士の延長ともとれるもので、我に返った瞬間、ふたりとも赤面してなんとなくあいまいに誤魔化してしまったのだけれど、ノブは、自分がカペタを好きなのだと気がついてしまった。なのに、カペタにとってやはりあれに意味はなく、自分は「親友」でしかないのだと思うのは、つらかった。
 拒絶する決心がつかないまま、ブラドリーと付き合い始めてしまうノブ。鈍いカペタと違って(笑)それに気づくナオミ。(もなみが日本で女優として多忙のため、ナオミはもっぱらノブを仕事の相談相手にしたり友人付き合いをしていたのだ)「・・・オレは、お前はアイツのことが好きなんやと思うとったわ。だから友人で十分やと納得させとったのに、あとから来た馬の骨にとられるくらいなら、オレだって口説かせてもらうわ」「・・・え?」かーっと頬に血を昇らせるノブ。「な、何言ってるんだ。お前にはもなみが・・・」そう言いながら、ときめきを隠し切れないノブ。(おいおい、ふらふらし過ぎだろ!という突っ込みは、BLでは無用!受けがモテモテなのは基本だ!)
「オレは、もなみにいいところしか見せとうない。けど、迷ったとき、つらいとき、弱音を吐くのはおまえだけだ。わかるだろう?」「ナオミ・・・」押し倒され、拒みきれず(またかい!・・・いかん、自分で突っ込んでしまった)流されてしまうノブ。
 四角関係に陥って追い詰められるノブ。ノブのお初をナオミに奪われた(ブラドリーは紳士なので(笑)まだ手を出していなかったのだ)と知ったカペタはどうするのか?!波乱の予感をはらみつつ、緊迫の次号に続く・・・!・・・わけはないが、ワタクシの脳内妄想ドラマは終わりそうにないのであった・・・

 いやまあ、こんなおふざけは置いといて、曽田さんのおっしゃる通り、カペタがF1行くのはもう、見えているでしょ。カペタが道を切り開く術を、実力を手に入れるまでが物語り~語られるべきことであって、手に入れたからには目標にたどり着くのは自明の理ですもん。もうCapetaが読めないのは寂しいけど、私はとても満足です!全32巻、ほんと~に楽しかった!ありがとう!